アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

海外から日本の保育園に申請する際に、押さえるべき4つのポイント

こんにちは。来月に本帰国予定の駐妻ですが、昨日無事次男が保育園に合格出来たとの連絡を実家より受けて、かなりホッとしております。これが帰国にあたり一番の心配事項だったので本当に良かったです。

今回は育休や休職制度を利用されている駐妻さん向けに、海外から日本の保育園一斉募集へ申請をする際に、押さえておくべきポイントについてまとめたいとおもいます。

 

①一時帰国時に入園を希望する地域の市役所で手続き確認

まずは一時帰国を使って、保育園を希望する地域の市役所で手続きの確認をします。市によって手続きが異なりますので、必ず入園を希望する地域を早めに決める必要がありますのでご注意ください。電話ではなく、是非その地域の市役所に出向いて確認してください。

確認すべき事項は一斉募集の応募開始と締切時期や、申請時に必要な書類などです。前年の書類をお願いすればサンプルとして頂けると思います。万が一在庫がない場合は、コピーなどをお願いしてみてください。特殊な事項がない限り、例年一斉募集の書類の大幅な変更はあまり無いと思われますので、過去のサンプルが非常に参考になります。

 

②特殊事項が問題ないかの確認

私が確認した特殊事項は申請時に住民票がない場合はどうしたら良いのか。また親の代行申請が可能か、またその際に必要な書類や証明書などです。結果として我が家の場合は、今年の一斉募集の締め切りが遅かった為、年末の一時帰国を利用して私自身が書類申請することが出来ましたが事前に確認していた分、とても安心出来ました。

 

③親の協力が必要な書類の説明

市によって異なりますが、我が家もそうであったように恐らく高い確率で、書類の一部を双方の(夫と妻)会社に記載してもらう必要があります。①で入手した過去の書類を使用しながら、協力いただく親に分かりやすく事前に説明をしてください。会社に記載いただく書類は日数を要するので、一斉募集の資料が配布されたらすぐ親に、両方の会社に書類を提出していただきましょう。

 

④保育園を落ちた場合のバックアップの検討

私の場合は、一時帰国の際に近所の幼稚園も調べ、気になる幼稚園二件にも電話で問い合わせをしました。いつから申請可能かどういう手続きが必要かなどを伺いました。幼稚園の場合は、保育園より申請時期が遅かったのと、書類も直接幼稚園から個別に入手する必要がありました。また幼稚園でも延長保育の希望なども比較的出来やすいということも知ることが出来ました。これらの条件も市によって異なると思いますので、是非一時帰国を使って事前に確認してみて下さい。

幼稚園に問い合わせた結果、「万が一保育園に落ちたら、幼稚園への手続き切替が出来る」とバックアッププランを持つことが出来ました。

 

以上が私の経験上一時帰国の際に、やっておいてよかったと思う事前準備です。「備えあれば憂なし」ですので、同じ境遇にある駐妻の方に参考になれば幸いです。それでは、また。

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アメリカ人から見た、オランダと日本の共通点3つ

こんにちは。先日息子の通うインターでボランティアのイベントがあり、参加して参りました。その際、アメリカ人の先生との立ち話しがとても興味深かったので、今日はそのことについて簡単にシェアしたいと思います。

 

彼女は6年程前に米軍の旦那さんの関係で日本に住んでいらっしゃったらしいです。そんな彼女いわく、

 

「オランダと日本は非常に似ている。」と。

 

「えっ?!」そんな印象は私には全くなかったので、どういう所が似ているのかと聞いてみると

 

①交通公共機関が時間通りに来る点

②道路などきちんと整備されている点

③あらゆるものがシステマチックな点

 

うーん確かに言われてみると、「キッチリしている」という印象はどちらの国にも共通しているかもと思いました。

 

例えばオランダの場合、病院で指定された時間に患者がいなかった場合は、次の方にスライドします。以前渋滞の関係で、10分程アポイントに遅れた際にものすごく受付の方に怒られたのを覚えております。また息子が通う幼稚園でも開始時間は8時から9時の間とタップリ1時間と登園時間の枠があります。但し9時を過ぎてからの登園は厳禁でどうしても過ぎる場合は、休憩時間後の10時45分に登園を徹底するよう通達がありました。

 

私の感覚ではオランダは自己責任を厳守する国だなと思う一方、時間に関してはいい意味でゆったりしているというイメージだったのですが、違った視点からオランダを知る事によって、新しい気づきがありました。その一方で、アメリカ人の先生は日本もオランダ同様にシステマチックとおっしゃったのですが、私はオランダの方がデジタル化が進み、日本よりだいぶ先を行っていると思いました。その背景にオランダ人の物事を合理的に考える思考やイノベーションなど新しい事を取り入れる文化が根底にあると個人的には思ってます。

 

今回は異なる目線から物事を見ると、違った視点や考え方が吸収出来たり、自分の考えも整理されるのでとても良いな感じた出来事でした。それでは、また。

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オランダ駐妻が解説、オランダのリサイクルショップやセカンドハンドショップのカラクリについて!

こんにちは。今日はオランダのセカンドハンドと言われるリサイクルショップについて書きたいと思います。全てのリサイクルショップに当てはまらないですが、オランダで格安のお値段がついているセカンドハンドやリサイクルショップは、ほぼこのカラクリが該当すると思われます。

 

なんでこんなに安いの!!

サーキュラーエコノミーに興味を持った事がキッカケで本人も驚いているのですが、アンティーク食器にハマってしまいました…。そして近所のセカンドハンドショップ(日本で言うリサイクルショップ)によくアンティーク食器を求めて覗くように。で、驚いたのがその破格のお値段設定!どうやって儲けているのだろう?!と疑問に思いながらも、掘り出し物の北欧アンティーク食器などを見つけてはウハウハと喜んでます。

 

そんな中、日本に持って帰るほどではない物を、先日長男と一緒にお世話になったセカンドハンドショップにまとめて持って行きました。

 

お店に向かう車の中で

私「いくらになるだろうね?」

息子「50ユーロくらいちゃうん?」

「そんなにはならないと思うよ〜💕でも結構ブランドあるし20ユーロくらい貰えたらお母さん嬉しいわ」

と下世話な会話をしておりました…。

 

で、いざショップに到着し

「これ売りたいんですけど」と私。

「あーここに置いてってくれる」と店員さん。

 

車からその場所まで段ボール抱えて3往復くらいして、査定が始まるかと思いきや。

 

「ダンキュウェル(蘭語=ありがとう)」と笑顔で店員さん。

 

えええええー、タダなん?!えええええーと内心思いながらも、

 

「アシュブリフツ(蘭語=どういたしまして)」と冷静を装いながら、私。

 

なんと、お店の商品は寄付で成り立っていたんですね…。オランダの一部のセカンドハンドショップが寄付で成り立っていると聞いた事がありましたが、このお店は勝手に違うと思い込んでいました。でも合点が行きました。破格のお値段設定が可能だったのは、全部寄付された品々だったからです!こちらのショップ、ガラクタも多いのですが、ごく稀にすごく高価な掘り出しものが破格のお値段で置いてあるんです。それらも寄付とは、驚きました…。

 

そして、少しでもお小遣い稼ぎになればと考えていた、浅はかな自分にも反省…。

 

そんな訳で、オランダ人を見習って、昨日もショップに寄付をして参りました。

 

不思議なもので、捨てるよりも誰かにまた使ってもらえるかもと思うと罪悪感なく、逆に少し清々しい気持ちになるのです。ただ帰り際に、ついつい購入してしまい…。物を減らした分、増えると言う微妙な現象が…。それはさておき(汗)、サーキュラーエコノミーの最先端をいくオランダは、日常的にこういう所からも物をリユース、リサイクルするという考えが浸透しているんだなと感じた出来事でした。

 

それでは、また。

 

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駐妻がお勧めする、サーキュラーエコノミーやサステイナブルについて考えさせられる素敵なカフェCIRCL

こんにちは。すでに日本への帰国カウントダウンが始まっている駐妻です。色々忙しくなって来ている今日この頃、ずっと行きたいと思っていたCIRCLいうカフェに、先週行って参りました。こちらはオランダを代表する銀行ABN AMROが作ったサーキュエコノミーやサステイナブルをテーマにしたカフェ兼ワークショップ施設で、一般向けに平日のみ公開しております。今日はこの施設に関して、訪問した時の感想含めて、ご紹介したいと思います。

 

建設に至るまでのストーリー

まずこの施設、実はAMROの一人の社員の「熱い想い」によって実現した施設なんです。もとはAMROが保有していた土地に、銀行らしい一般的な建築が着々と進んでいたのですが、そこに疑問に思った社員が、もっと地域に愛されながら、みんなでサステイナブルやサーキュラーエコノミーについて考えれるキッカケとなる施設をつくるべきだと、開発続行にストップを掛けたのです。そしてゼロからの再スタート。周囲を巻き込みながら色んな人の知恵とアイディアを集結して、CIRCLという名前の通り、すべて再利用されたものや今後再利用可能なものを利用したサステイナブルな施設として、オープンしました。

たった一人の想いが、色んな人に伝達して、社会に意義のある施設を作りあげたと言う背景に共感し、いつか行きたいとずっと思っていました。

ちなみに、こちらのWEBサイトに詳しくCIRCL誕生に至るまでのストーリが英語で書かれてますので、興味を持たれた方は英語の勉強も兼ねて是非一読ください。

The making of Circl

 

実際訪れてみて:カフェの様子

建設に至るまでのストーリーに魅了されてしまった私は、憧れの人に会うみたいなワクワク感と共に、当日施設を訪れました。

まずはオフィス街に前面に広がる緑に心を打たれました。

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そしてカフェに入ったら、木の温もりとドライフラワーで装飾された、温かい空間が出迎えてくれます。

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またカフェの入り口すぐに、サステイナブルをコンセプトにしたスタートアップのような企業たち展示コーナー。

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こちらはシートベルトを再利用したバッグです。

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中でも、NOWA社(No Wasteの略)の携帯電話からアクセサリーをつくる会社のコンセプト"Dare to see the beauty in waste"と言う言葉が心に刺さりました。

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室内ハーブも心を和ませてくれます。

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席に着くと、空き瓶とソーラーを使ってライティングが出来るドライフラワーのオブジェが迎えてくれます。ちなみに、こちらはmade in Africaです。

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その後も店員さんに色々教えていただきました。

こちらは冷蔵庫のプラスチックを再利用して作ったカフェの椅子です。

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天井に貼られた断熱シートも不要になったジーンズを再利用しているとのこと。

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地下にあるワークショップスペースでは段ボールを再利用したスタンディングテーブルやロッカーを再利用したバーカウンターなどもありました。

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サステイナブルへのこだわりが細部まで宿っており、感動しました。まさにサステイナブルやサーキュラーエコノミーについて改めて考えさせられる空間でした。感銘を受けると共に私自身も、小さくても自分が出来る事を行動に移して行かなければと思い知らされました…。

"What you do TODAY, can improve all your TOMMOROWS" 地下のワークショップルームのガラスに書かれていた一文を忘れずに行きたいと思います。それでは、また。


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デンマーク コペンハーゲン北欧食器がたくさんあるお勧めアンティークショップとセカンドハンド

こんにちは。サーキュラーエコノミーきっかけで、すっかりアンティーク食器にハマってしまった駐妻です。

で年明け早々、悩んだ結果、行きたかったデンマークコペンハーゲン蚤の市に日帰りで行って参りました。今日はその時に訪問したお勧めのアンティークショップとセカンドハンドのショップを一軒ずつご紹介したいと思います!どちらも北欧食器がたくさん置いてあったお勧めのショップです。

デンマークはオランダから近いこともあって、オランダの駐妻の皆さんも良く訪れると伺いました。北欧食器好きな皆様に参考になれば幸いです。

 

絶対お勧めアンティーク ショップ:Veirhanen

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こちらはアンティークショップがひしめくと言われるRavnsborggade通りにあるお店です。価格はそこまで安くはないのかも知れませんが、とにかく品揃いが豊富です!!私のようなヴィンテージ北欧食器をお目当ての旅行者には持ってこいのショップです。

まず店内入ってすぐに、今回お目当てのクイストゴーがたくさんありました。興奮して写真を撮り忘れてしまったのですが、レリーフ、コーディアル、ルネが豊富にありました。残念ながらアズールはなかったです。ロイアルコペンハーゲンもたくさんお見かけしました。私はこちらでクイストゴーレリーフの大皿25cmを2枚とカトラリーレスト3つをゲットしました。

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レジでオーナーの方にアラビアはないのかと確認した所、地下にあると。そして、地下に潜るとアラビア、グスタフスベリなど、お宝ものもたくさん!目移りしすぎましたが、すでにこの時点で私のハンドキャリー用のスーツケースとリュックが室内の蚤の市で購入したもので一杯だったため、断念せざるを得なかったです。

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続いてのセカンドハンドショップお勧め:Loppehylder

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こちらは一般の方から預かったお品を販売するセカンドハンドショップです。お値段も比較的良心的で、地元の方で賑わってました。またオーナーさんもとても明るい女性の方で、お店にも入りやすかったです。大きな荷物はレジのカウンターの裏に預ける必要があるので、その際は貴重品は自分で持つようにご注意下さい。

個人的にはもっと北欧食器があれば嬉しかったのですが、たまたまその日はお目当てのアラビアやクイストゴーやJIEなどをそれほどお見かけすることは出来なかったです。それでも唯一このお店で見かけたクイストゴーレリーフキャンドルホルダーを2つ購入することが出来て嬉しかったです。

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店内の様子です。

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本場デンマークの蚤の市に行かれる際は、是非周辺のアンティークショップやセカンドショップも合わせて日程に組み込んでください。特に欧州圏内から日帰りで行かれる方は、意外と時間がない為、位置関係や簡単にルートを事前に考えておくと効率良くまわることが出来ます。それでは、また。

 

 

駐妻が解説する、オランダのサーキュラーエコノミーについて

こんにちは。今日はオランダのサーキュラーエコノミーについて書きたいと思います。その前にサーキュラーエコノミーって何?!って思いの方多数いらっしゃると思います。ご安心ください。私自身も2年程オランダに住んでいたにもかかわらず、オランダがサーキュラーエコノミー最先端の国だと知ったのはごく最近です。「環境へ配慮しながらも、経済をまわしていく」と言うシンプルな考えにとても共感し色々調べたので、今日は出来るだけわかりやすくオランダが取り組んでいるサーキュラーエコノミーについてまとめてみたいと思います。

サーキュラーエコノミーとは

私がサーキュラーエコノミーという言葉を知ったときに、まず最初に頭に浮かんだ質問は「リサイクルとどう違うのか」です。調べていく中で、一番分かりやすかった説明がアクセンチュアがまとめた本による下記内容です。それによると、サーキュラーエコノミーとは循環型経済を指し、大きく下記の5つに分類する事が出来ます。 

1.サーキュラー型のサプライチェーン 

    再生可能な原料を使用

2.回収とリサイクル 

    廃棄前提だったものを再利用

3.製品寿命の延長

    修理、アップグレード、再販

4.シェアリングプラットフォーム

    保有しているものを貸して収入を得る

5.サービスとしての製品

    利用に応じて支払う

「新装版 サーキュラーエコノミーデジタル時代の成長戦略より」  

つまり、リサイクルもサーキュラーエコノミーの一つで、また近年人気のAirbnbUber等のシェアリングエコノミーもサーキュラーエコノミーの一つなのです!ということで、ぐっとイメージしやすくなり、サーキュラーエコノミーが非常に身近なものに感じることが出来たのではないでしょうか。

 

アムステルダム市が取り組むサーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミーで最先端を行くオランダでは今後の取り組みを数値化しており、アムステルダム市のホームページには2050年に完全なサーキュラーエコノミーを目指すと宣言しております。

“洗濯機のリース、解体後も再利用可能な建物、ご近所とのカーシェアリング。これらが2050年までにアムステルダムが目指すサーキュラーエコノミーです。“

目標

2025年:家庭ごみの65%をリサイクルまたはリユースのために分別

2030年: 第一次原料資源の50%削減

2050年:完全なサーキュラーエコノミー

アムステルダム市 2050年プラン「サーキュラーエコノミ」より抜粋

とは言うものの、上記の数値宣言を掲げたすぐ下に、こんな素敵な文章もありました。

The concept of "learning by doing".  After all, no one knows exactly how a circular economy is supposed to look.  We will have to blaze a new trail and learn as we go along.  Amsterdam will serve as a 'living lab' a place to experiment and innovate.

官民一体となりサーキュラーエコノミーに関する新しい取り組みをトライアンドエラーで実施して行く意気込みや、目標数値をきっちり定めながらも、まずは実行しながらベストな形に変えて行く、と言うなんともオランダらしい姿勢に更に共感が持てました。

 

実際どんなことに取り組んでいるの?!

百聞は一見にしかず。サーキュラーエコノミーという概念が心に刺さった私は、早速いくつか施設を訪問しました。その中でも、オランダ在中の駐妻のみなさんや旅行者の方でも気軽に行けるお勧めのスポットを3つ最後にご紹介したいと思います。全部アムステルダム市内にありますので、興味を持たれた方は是非気軽に立ち寄ってみてください。

 

①Instock

こちらはオランダで知らない人はいないアルバートハインのスーパの元従業員が廃棄される食品を見てどうにかそれらを活用出来ないかというアイディアから開店されたレストランです。廃棄される食材をレスキュー(FOOD RESCUE)するというコンセプトで、社内にプレゼンし見事会社の承認と支援を受け、アムステルダムに立ち上げ、現在はオランダで3店舗も展開しております。

 

私は朝、息子たちを学校に送り届けた後、ママ友と朝食を食べに行きました!

メニューは一応ありますが、当日にならないと何が食べれるか分かりません。この日の朝のメニューはグラノーラとビーツのチョコケーキでした。

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コーヒーもフェアトレード商品を使っているとのこと。

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フードレスキューした食材の数量も掲載。うまく「見える化」してるなーと思いました。

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どれもとっても美味しかったです。

 

②Buiksloterham地区 IjHallen

もとは工業地帯であったこの地区は、新たに住まいやオフィスやスタジオの再開発されています。建物を再利用したり、新築する場合は再利用できる素材を使用するなどして、サーキュラーエコノミーを地区全体として取り組んでいる素晴らしい場所です。その中でも、毎月一回行われるIjHallenのフリーマーケットはお勧めです。ちなみに、ここを訪れてからすっかりアンティーク食器にハマっている私です。

倉庫をそのまま活用したヨーロッパ最大のフリーマケット。

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アムステルダム中央駅から出てる無料のフェリー*で行けます。

*2020年1月時点

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③Fashion for Good

アムステルダムユニクロ店の近くにある、誰でも気軽に立ち寄ることが出来るファッションの視点からサステイナビリティを考えた無料の施設*です。素材の再利用や環境に優しい循環型素材の提案など色んなアイデアを学ぶことが出来ます。*2020年1月時点

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特に良かったなと思ったのが、環境問題を「自分ごと」に捉えることが出来るように、工夫されていた点です。

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以上が初心者が学んだ、オランダの取り組むサーキュラーエコノミーについてです。環境問題は一人一人の取り組みが大きなインパクトに繋がると最近は感じるようになったので、今後とも新しい気づきがあれば、またシェアさせていただきます

 

資格 CIMプロフェッショナルマーケティングの論文について

こんにちは。すっかりご無沙汰しておりましたが英国CIM Professional Marketingコースの試験科目のマーケティングィング科目を9月に無事合格でき、それ以降は第二科目のコミュニケーション科目に取り組んでおりました。第二科目以降は論文形式による合否となります。はじめは論文なので事前に準備できると軽く捉えていたのですが、この論文科目がなかなか大変でした。

先月コミュニケーションの論文を提出し終えましたので、今回は人生初の英語の論文を書いてみて苦労した点をシェアしたいと思います。

 

苦労した点

*いろんな文献を読みながら設問に対して、自分の見解を文献から引用しながら展開する必要がある点。

*日本語でも論文を書いたことがなかったため、どうやって論文を展開していったら良いのか等、基礎の部分が分からなかった点。

*講義は一般的な内容にとどまっており講義を受けたからと言って、論文に対する回答を100%得れない点。

 

良かった点

*CIMより提供される過去問の傾向を調べてある程度、課題を想定し本などを読んだ点。

*実務経験があった点。

 

なお私の場合、論文は二回チューターに添削してもらえるチャンスがありました。ただし、あくまでも回答の方向性が合っているかどうかのチェックのみです。私の場合は一回目は方向性にゴーが出たので、二回目のドラフトを制約の文字数ピッタリで、最終仕上げ提出したところ想定以上にダメだしが出てしまい、、、。ファイル提出の締め切りまでにかなりやり直す必要があり、泣きそうでした。最終の論文が合っているかどうかは定かでは無いのですが、できる限り、講師に言われた見直すべき論点や追加で深掘りが必要な部分など織り込みました。こちらの合否は来月2月に分かります。

 

では、引き続き最終科目のデジタルマーケティングを頑張ります。それでは、また。