アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

子供がプログラミングを好きになるには:落合陽一さんに学んだ大切な3つのこと

こんにちは。我が家の長男はオランダに来てすぐにプログラミング教室を習い始めました。本人はレッスンが楽しいから続けたいと言うものの、家では全く練習や復習をしないため、あまり続ける意味がないかな〜と、半年経ったころから思うように…。

そんな時、メディアアーティストで筑波大学准教授 落合陽一さんの「0歳から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」(以下ゼロヒャク)に出会い、考え方を改めさせられました。すると思いがけないことが起きたので、今日はそのことについて書きたいと思います。

 

プログラミング教室を続けるべきかどうかでモヤモヤ悩んでいたころにゼロヒャクの本の中で、心に刺さった言葉が3つあります。

 

楽しく遊び感覚で、プログラミングすることで、数学の力も身につくという考え方の人もいるかも知れませんが、それはあまり期待しない方が良いでしょう。

プログラミングは手段にすぎず、問題解決の発想がなければ手段だけあっても使い道がないのです。

読み、書き、そろばん同様、それ自体が目的化してしまっては意味がないのです。

 

子供が楽しいと言っているのに関わらず、期待や目的ばかりに目が行ってしまっていたと、ハッと気付かされました。まさに①と③にドンピシャです…。私が小さかったころにプログラミング教室がなかったこともあり、レッスンさえ学べば、息子のScience, Technology, Engineering, Math(STEM)が向上すると勝手に誤解していました。でも、そうではないと言うことも気づかせてくださいました。それからと言うものは、例え復習や練習をしなくても子供が続けたいと言っている間は習わせてあげようと、ある意味吹っ切れた気持ちになりました。

 

すると、、、夏休み、急にどっぷりとスクラッチ(プログラミング)にハマるようになりました。何も言わないのに、自らプログラミング作りに没頭。自分で色々ストーリを考えて親もびっくりするようなプロジェクトを作るまでに。

 

そして驚くことに、先日インターナショナルスクールのmy passionを発表するプレゼンで、プログラミングについて発表したいと言うまでになりました。彼がいままで作ったプロジェクトをビデオ撮影して、学校で発表していました。本人曰く、うまく発表出来たようです。楽しいと感じていた息子の気持ちを尊重して、うるさく練習を強制しなくて本当に良かったと落合さんに感謝しています。

 

my passionの発表とは、子供たちに全員に自由な形(パワーポイント、楽器演奏、ポスター等)で自分たちがパッションを持っていることを発表させるというものです。ちなみに息子のクラスは日本の小学校一年生に該当します。息子のクラスの先生が、今年はGENIUS HOURを導入することを試みており、そのプロジェクトの一貫の取り組みです。インターならではの素晴らしい取り組みだと無茶苦茶、感銘を受けました。そんな訳で、GENIUS HOURプロジェクトの詳細については、また次回ご紹介します。

 

それでは、また。

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お勧めの海外マーケティング資格、全内容をお教えします!!

英国CIMプロフェッショナルマーケティングを勉強中の駐妻です。最近以前書いた下記の記事が、ありがたいことに注目記事のランキングに入ってきております。そこで、今日はこの資格の全体概要を詳しくまとめてみたいと思います。CIM Certificate of Professional Marketingに興味のある方必読です! 

digitalmarket.hatenablog.com

 

全体概要

この資格は①マーケテイング、②コミュニケーション、③デジタルマーケティングの三科目を全て合格することでCertificate of Professional Marketingの認定を受けることができます。三科目のうち③デジタルマーケティングのみ選択科目で、デジタルマーケティング興味のない方は、もう一つの選択科目カスタマーエクスペリエンスを選択することもできます。要する期間としては、試験とレポート課題を全て一回で合格出来れば一年で取得できる資格となっております。(なお、資格認定機関のCIMについて詳しく知りたい方は、上記の記事も併せてご覧ください)

 

試験科目:マーケティング講座

こちらは、試験科目でマーケティング基礎知識を習得する必要があります。実務経験者や過去にマーケティングの本を数冊読まれた方は、比較的すんなり内容が入ってくると思います。具体的な勉強手段としては、CIM認定する大学やビジネススクールを通じて講座等を受講する必要があります。CIMのホームページから希望する資格を選択し、その後CIMの指定するを大学やビジネススクールを選択(オンライン講座も可能)。各学校の価格設定も異なり、どの認定機関で学ぶかは自分で決める必要があります。私の場合は、学校の合格比率が高く、その中でもメール等の問い合わせでレスポンスの早いところを選びました。 

勉強する具体的な内容は、マーケティング全体の流れを理解しながら、専門用語や分析手法及び各企業のケーススタディーを学ぶ感じです。大きな流れではこんな感じです。

 

・現状分析
 ⇒ミクロ、マクロ含めたマーケティングオーディット、PESTEL、5M、SWOT、SOSTAC、MOSTAPIC、ANSOFF分析等
マーケティング戦略
 ⇒セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、マーケティングリサーチ手法、AIDA、Buying Process (B2C/B2B)、MKIS、PLC、GEマトリックスやケーススタデイ等
マーケティングミックス(4P/7P)
 ⇒従来の4P:プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション
 ⇒拡張された3P:ピープル、プロセス、フィジカルエビデンス
・実行及び管理
   ⇒PDCAやSMART等の管理方法

 

英語が母国語でない人にはややハンディありますが、2019年8月時点では英語辞書(電子辞書はNG)は試験会場に持ち込み可能です。また試験を受験出来る会場は全世界132箇所にもあり(2019年8月時点)、英国以外での受験を希望する場合はCIMに個別で問い合わせする事ができます。私もオランダ、アムステルダムで受験出来ました。所要時間は2時間で50問の設問があり、回答は選択式です。講座、指定教科書、過去問などにまじめに取り組めば、比較的受かりやすいのではと思ってます。ちなみにわたしは7月に受験し、現在結果待ちです。

 

レポート科目:デジタルマーケティングとコミュニケーション

申込時はレポートの方が事前に準備出来るので試験より簡単だと思っていたのですが、このレポートが無茶苦茶大変です!!まずは指定参考文献とともに講座を受講。その後、大きく3つの課題(各課題に小項目が3つずつあります)が事前提出され、その課題に対し、様々な文献から得た知見を交え、指定文字数内で自身の組織を事例に出しながら、論理的に課題に対する対策を論文にまとめあげる必要があります。枚数にしてA4で20ページほどにまとめ上げる必要があります。また論文には参考文献を多数用いる必要もあり、ハーバードリファレンスを使用(文献引用時の表記方法)する必要があります。

悲しいかな、レポート提出時は登録時に付与されるCIM番号のみの記載なので、外国人(日本人)アピールが出来ません。つまり英語が母国語でなく、かつ英語での論文提出をしたことがない日本人にとっては、格式高い英国人とのブリティッシュイングリッシュとの比較となるので文章力という意味ではかなりハンディが生じてしまうなと感じてます。泣きそうではありますが、そこは勉強時間を増やすことと、マーケティングの実務経験を文章におり交えながら、取り組みたいと思っています。

機関によって異なるかもしれませんが、私の場合は指定されている文字数の30パーセント以内のドラフトとファイナルバージョンの計2回、チューターに添削してもらえます。ちなみにこの文字数30%のドラフト提出が本日締切日でした。ここ一カ月はドラフト作成に追わまくっていたので、本当にホッとしています。

 

以上が現在、進行中のCIM Certificate of Professional Marketingの講座内容です。大変ではありますが、プロフェッショナルマーケティングという響きがなかなか素敵ではないですか。と言うわけで認定取得出来るように、引き続き頑張ります。それではまた。

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夏休みオランダで連日子供の公園に付き添ってみて

こんにちは。そろそろ長男の学校が始まってほしいと切に願う駐妻です。この夏は良く公園に二人の息子(7歳、2歳)に連れて行かされました。今朝は8時半から(笑)。お金も掛からないし、体も動かしてくれるし、ありがたいことですが、私の体力が…。さて今日はそんな公園での出会いを通じて、感じたことについて簡単ですがまとめてみたいと思います。

 

子供の性格によるので一概には言えませんが、基本的にオランダの子は自己主張をし、どちらかというと少しやんちゃな子が多い気がします。嫌なことをされたら、「ネイ(オランダ語でノーという意味)」とみんな大きい声で主張してます。その一方で、内向的で自己主張が苦手な長男は、公園で遊んでいた遊具を取られたり、順番待ちしていたのに横入りされることがよくあります。言葉が話せないというところに理解の齟齬が発生していると思いますが、長男は困ったことがあるとすぐに私に助けを求めてきます。あくまで個人的な意見ですが、オランダでは基本的に子供の遊びにはよっぽどの事がない限りは親は口を出さない傾向があり、そこは私も尊重し子供同士のことには口を出さないよう心がけております。

 

とはいうものの、、、。以前日本人の息子のお友達が室内遊び場で、唾を掛けられたり、故意ではないと思いますがTシャツを破かれたことがありました。さすがにこれは度が行き過ぎていると思い、お子さんに話しをしたところ英語が分からなかったの為、相手の親に事情を説明しました。するとすぐさまきちんと謝ってくれ、自分の子供達にきつく注意をしてました。

 

また似たようなことを先日公園でも。その時は我が子ではなく、その場にいた日本人のお子さんがオランダ人の子に押され、手に棘がささってしまったとのこと。日本人のお母さんが子供達に自分たちの親を呼ぶようにと伝え、事情を理解した母親は駆け寄って来て謝り、棘が抜けやすくなる薬を自宅から持って来てくれてました。

 

このようにオランダのお子さんの公園での様子やそのやり取りを通じて、自分達の言い分を主張したり、嫌なことをされたらNOとはっきり伝える事が、子供の時から海外では必要なんだなと感じております。また子供が幼かったり、語学の問題でそれができない場合は、状況を見ながら遠慮せずに親が仲介してあげる必要性も学びました。当たり前ですが、結局子供も大人も、相手にきちんと伝えないと理解してもらえないということですね。

 

いずれにしろこういった経験を通じて、子供達が社会との付き合い方を感じとってくれれば、私の連日の公園連れ添いも報われる日が来るのですが…。そんな気持ちはつゆ知らず、今日も次男から公園連れて行ってアピールを猛烈に受けてます…。

それでは、また。

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オランダ駐妻が教えるファミリー向け、夏のお勧めイベントinアムステルダム

今週のお題「夏休み」。いよいよ8月に突入ですね。今日は子連れのみなさんにピッタリなオランダの夏イベントについてまとめてみたいと思います。旅行者の皆さんにもアクセス最適なアムステルダム中心のイベントで、遊びだけではなく学びもあるイベントを中心にまとめましたので、是非ご参考にしてみてください。

 

ARTIS動物園のサマーナイト

アムステルダムの中心にある巨大動物園です。開園は1838年でオランダ最古の動物園であるとともに、欧州本土においても最古の動物園らしいです!敷地はとっても広く、小さなお子さんがいらっしゃるご家族は1日中遊べて満足できますので、是非訪れてみてください。また夏の間(6〜8月)はサマーナイトと称して、毎週土曜日は日没までオープンしており、子供向けのイベントが盛りたくさんです。

https://www.artis.nl/en/what-do/agenda-and-activities/artis-summer-nights/

 

NEMOサイエンスミュージアム

6月21日から9月5日の夏の間、NEMOサイエンスミュージアムの屋上が夜21:00までオープンします。さらに期間中、毎週木曜日にはライブミュージックも開催されます。ワインやビールや軽食もあり、家族全員で大人も楽しめること間違いなし。9月6、7、8日には屋上で野外映画も企画されている模様です(でも映画はオランダ語っぽいのでわからないかもです。。。)サマーイベントの詳細は下記URL(英語)にてご確認ください。

https://www.nemosciencemuseum.nl/en/activities-at-nemo/additional-activities/nemosummerroof/

 

園内でも夏の間は子供向けイベントもたくさん企画されています↓↓↓

https://www.nemosciencemuseum.nl/en/activities-at-nemo/additional-activities/

 

なお園内の雰囲気を知りたい方は、宜しければ以前の記事も是非ご覧ください。

digitalmarket.hatenablog.com

 

アムステルダム国立美術館

オランダを代表する画家レンブラントの夜警やフェルメールの牛乳を注ぐ女等、教科書で一度は見たことのなる名作が揃っているアムステルダム国立美術館です。こちらでは夏の間ファミリー向けに土日の11時から16時の間、無料でレンブラントの絵画レッスン(Rembrant‘s drawing lessons)に参加できます。また一人2.5ユーロで、デジタルファミリーゲームというアムステルダム国立美術館のミステリーを解決する探偵ゲームも楽しめるそうです。残念ながら日本語はありませんが、英語版はありますのでお勉強兼ねていかがでしょうか。他詳細含めて下記をご覧ください。

https://www.rijksmuseum.nl/en/families-and-children

 

Tropenmuseum 人類学博物館

9月1日までトロッペンミュージアムはクールジャパン特集をしております。期間中はドンキーコングワニワニパニック等の昔懐かしいゲームも遊べるようです。海外からの視点でこの夏日本を感じてみるのも楽しそうですね。詳細は下記からご覧ください。

https://www.tropenmuseum.nl/en/target_audience/families-0

 

以上がお勉強要素を兼ねたファミリー向け夏のイベント特集です。それでは、また。

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CIMの試験会場で起きた偶然について

こんにちは。すっかりご報告が遅くなりましたが、今月初旬、無事CIM Professional Certificate of Marketingマーケティング科目試験を受けて来ました。過去問の傾向とやや異なり、はじめは焦りましたが、落ち着きを取り戻してなんとか回答出来たつもりで本人はおります…。果たして結果は??発表は9月予定です。

 

ちなみにこのCIMのマーケティング科目の試験ですが、わざわざ英国に行かなくとも、CIMが指定する各国の試験会場で受験出来るらしく、ここオランダではアムステルダムで受験することができました。CIMに支払う受験料145ポンドに追加で、ローカルフィー200ユーロ掛かりましたが、子供がいる私にとってはオランダで受験することが出来て本当に助かりました。

 

恐らくこんなイレギュラーな形で、オランダで受けるのは私のみだろうと思いながら、当日は会場行ったのですが、何と後からもう一人女性の方がいらっしゃいました。しかも日本人の方です!奇遇だなと思っていたところ、先方の方から声をかけてくださいました。

 

「ブログ書かれていますか?」と。

 

実はブログを書いていることは限られた仲のいい友達にしか言っておらず、いきなり知らない方に聞かれ、私の場合は、正直びっくりすると共にむちゃくちゃ気恥ずかしいかったです!!芸能人が顔バレするときはこんな気持ちなんだろうかと思いながら(多分違うと思いますが…。)

 

「…え、あ、はい。」とわたくし。

 

お話しを伺うとその方も駐妻で、駐在中にマーケティングの資格を取りたいと相談したところイギリスの友人何人かにCIMを勧められたのこと。その後調べているうちに私のブログに行き着き、オランダでも勉強している人がいるということで、同じコースを申し込まれたとのことでした。改めてお話しを伺うと、このブログが多少なりともお役に立てたようで(?!)とても嬉しく思いました。またこんな形で、実際にブログを読んでくださっている方にお会いすることもあるのだーなと。お声を掛けてくださった時はあまりに唐突のことで、気恥ずかしい気持ちでいっぱいでしたが、本当にありがたかったです。

 

そんな偶然な出来事に励まされながら、引き続きCIMのCertificate of Professional Marketingコースの次の科目も引き続き頑張りたいと思います。

 

それでは、また。

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海外のサマーキャンプ、息子を一人で参加させて良かったと思う4つの理由

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こんにちは。オランダは長い夏休みに突入していますが、今週は小学校1年生になる長男が英語のサマーキャンプに参加してます。日本人のお友達の都合がつかず、一人での参加になってしまったのでとても心配しましたが、チャレンジしてみて本当によかったです。

夏休み一人で英語サマーキャンプ参加するのに迷っている親御さんの今後参考になればと思い、今日はサマーキャンプへ一人で参加するメリットについてまとめたいと思います。

 

①他のお子さんも一人での参加率が高い=お友達が出来やすい

お友達と一緒に参加するお子さんも勿論いらっしゃいますが、意外と一人で参加しているお子さんが多かったです。シャイな息子も、ありがたいことに初日から2人お友達が出来ました。三日目になるとお名前も覚えて、朝からじゃれ合ってました。サマーキャンプは一人で参加する率が高いため、お友達が出来やすいです!

 

②半日や1日単位から申込可能

サマーキャンプと聞くとお泊りを想像する方も多いと思いますが、海外では半日や1日単位から申し込めるものも沢山あります。

我が家が申し込んだサマーキャンプは毎日9:00ー16:00で1週間単位のものでした。お子さんが馴染めるかどうか不安な場合は、半日や1日単位のものをまずは探してみるのが良いかなと思います。

 

③強制的に英語を話す環境が作れる

今回、サマーキャンプのミッションは英語を話すということをはじめに息子と決めました。毎朝、「沢山のお友達と話そうね」とさりげなく言って送り出しています。すると帰宅後は、何人のお友達と話せたとか、今日は新しいお友達と話せたとか、言ってくれます。日本人がいなかったので、強制的に英語を話す環境が出来ます。本人はもちろん大変ですが、英語を話す勇気やスピーキングスキル向上という意味では結果としてはよかったようでホッとしてます。

 

④評判の良いサマーキャンプを探す

こちらのサマーキャンプは以前ママ友さんに勧めてもらいました。調べてみても、ホームページやフェイスブックもしっかりしており、実際参加してみると、去年参加したリピーターの方もいらっしゃいました。

心配だったサマーキャンプでしたが、初日から楽しかったと帰ってきました。その様子を見て、評判の良いサマーキャンプを選択するのがとても大切だと今回気付かされました。評判の良いサマーキャンプはカリキュラムもこどもたちを飽きさせない工夫がされているからです。息子情報によると、ダンス、アート、アウトサイドプレイやジム等も行なってくれて、毎日楽しい様です。それなりにお値段もしますので、ホームページやSNS等、分かる範囲で下調べするのがお勧めです。

 

今日が最終日ですが、今回親子でドキドキしながらも一人で参加してみて本当に良かったと思います。ブログでも紹介してますように、長男は心配性でシャイな性格ですが、そんな彼も毎日楽しんで行ってくれています。親としては、こういう積み重ねが、少しでも英語を話す自信につながってくれればと願うばかりです…。

これから長い夏休み、サマーキャンプが気になる親御さんは是非前向きにご検討ください。

 

それではまた。

 

 

 

オランダの幼稚園に3ヶ月通って感じた日本との違い6つ

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こんにちは。夏だと言うのに、肌寒いオランダです。次男がオランダの現地のプリスクールに通い始めて3ヶ月が経ちました。始めはわからないことだらけでしたが、送迎時にオランダ人のママさんや先生に教えてもらいながら何とかやってます。今日は次男が通うオランダこども園と長男が通った日本のこども園(幼稚園及び保育園)の違い等の気付きについてまとめてみたいと思います。

 

①毎朝、送迎後は子供とクラスで一緒に遊ぶ

これは驚いたのですが毎朝、親も教室の中まで入り一緒に時間を過ごします。一緒に過ごす時間は短いママさん(パパさん)もいれば、長いママさん(パパさん)も。特に時間は決まっておらず、こどもがクラスに慣れるまで寄り添ったり遊ぶ感じです。我が家の場合は毎朝10分〜15分ほど一緒に遊んで、息子が遊びに夢中になったら帰るようにしています。

 

②慣らし保育期間中に、子供があまりに泣く場合は入園を断られることも

こちらも驚きましたが、子供があまりに泣く場合は時期尚早と判断されて入園を断られた経験談を多数耳にしました。私が知っているだけでも4家族おります(4人ともママさんは働いていないケースです)。そのうち1人のママさんは「慣れるまで、ずっと一緒に立ち会うから、何とか入園させてほしい」と懇願したそうです。1ヶ月間本当に立ち会い、無事入園出来たそうです。私も次男が馴染まずに泣く場合は、懇願する覚悟をしてましたが非常にありがたいことにすぐに慣れてくれて、無事入園出来ました。こどもの気持ちを優先にする徹底ぶりはスゴイなぁと思う一方、入園を断れてしまうママさんの気持ちを考えると、正直複雑な思いです。

 

③園内の本人の様子をリアルタイムで共有してくれる

こちらはとてもありがたいと感じていますが、本人の様子をビデオや写真など撮影してくれ、アプリでリアルタイムでシェアしてくださいます。曜日やタイミングは決まっておりませんが、月2〜3回のペースでアップしてくださいます。今日は外遊びしたんだなぁとか、お誕生日会があったとか、その日の様子をタイムリーに知れるのは本当にありがたいですし、お迎え時の先生との会話のキッカケにもなります。

日本の場合は、毎日担任の先生が連絡ノートにその日の様子を欠かさずに書いて下さいます。毎回楽しみに拝見していましたが、やはり先生も大変だと思うので、写真や動画での情報共有に切り替えも、全然問題ないなと個人的には感じました。

 

④欠席連絡はアプリで

こちらはデジタル化が進んでいるなと思いましたが、園では欠席連絡もアプリで行います。カレンダーが表記されて日にちをクリックして理由を選択。欠席が承認されると確認メールが届きので、双方漏れもなく確認出来ます。母親も電話連絡が不要のため、便利です。

また、前日のお昼までにお休みの申請を済ました場合はポイントが付与され、その累計ポイントで後日振替もアプリ経由で申請出来る様にもなっています。とても合理的なシステムです。

 

⑤保育時間でクラスが分かれている

うちの息子のクラスは開始が8:00から9:00の間、終了が12:30から13:00の間の保育クラスです。送迎時間がきっちり決まっていないのはオランダらしいですが、今ではこのユルイ感じがしっくりきております。

クラスにいる子供たちは年齢は様々(恐らく2〜4歳まで)ですが、全員同じ時間帯内に集合し、解散してます。一方で両隣のクラスはいつも送迎時間帯が異なるので、どうやら送迎時間でクラス分けをしている模様です。親の送迎時間が異なることによって、子供たちが寂しい思いをしない工夫をしているんだなと感じております。

 

⑥園内に入ったらオモチャや遊具がたくさん

日本の場合、クラスに入るまでの廊下や広場には子供たちの注意を引いてしまわないように、あえておもちゃ等子供の注意を引くものは、極力置かないように工夫されていました。

一方、オランダでは園に入ったら、廊下やクラスに入る前の広場に、おもちゃのピアノやギター、車や船の遊具、壁掛けされている知育玩具や、ブロックや沢山の車のおもちゃ、絵本コーナー等、おもちゃと遊具が勢揃いしてます。子供たちの気持ちを盛り上げるための工夫だと思いますが、お陰様で(?!)次男は送迎時、毎回廊下や広場で立ち止まっては遊びまくり、その場を全然離れてくれずに困っております。。。

 

以上が子供が世界で最も幸せな国と呼ばれる、オランダこども園(保育園兼幼稚園)の様子です。こちらはあくまで我が家が通うこども園の様子の為、プリスクールによって一部システムや運営は異なるところもあると思いますが全体として、親の都合ではなく、子供の気持ちを第一優先することを徹底している運営や姿勢はさすがだと思います。

次男はまだ2歳なので色んなことを理解しきれていないと思いますが、貴重な経験をさせてもらえていることに改めて感謝します。

 

それでは、また。