アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

駐妻とは.....オランダ駐在半年過ごして思うこと

 こんにちは。みなさんは駐妻と聞いてどんな事を想像しますか?

 

私は自分がそうなるまで、「駐妻=華やかな生活」のイメージを持っていました。

 

ところが、、、、、

 

実際は、毎日子供の学校や習い事の送迎、ママ友さんとのお付き合い、幼稚園のボランティア活動等など。特にママ友さん達と仲良くなり、色んな情報を教えてもらわないと分からないことだらけなので、ママ友同士の関係が日本にいる時より濃厚な気がします。

 

我が家は日本では保育園だったこともあり送迎後はダッシュだったのですが、こちらでは幼稚園の為、全員同じ時間に送迎します。そうすると必然的に、ママさん達とのおしゃべり時間が生じます。

 

最初は会話の糸口を見つけるのに大変苦労しました。社会人になってから会社勤めで男社会に慣れすぎていた私としては、どうママ友さん達とお付き合いして良いか戸惑いまくりです。ネットで「ママ友  会話  付き合い方」など何度もググりました。。。

 

プラス我が家はまだ下の子が幼いこともあり、次男は私に四六時中べったりです。日本みたいに気軽に実家に子供を預けるとかは夢のまた夢。更にオランダは10月から5月まで寒く、天気も悪いため、ほとんど自宅子育て。

 

追い打ちをかけるように、夫は出張で不在の日が多いです。

 

まさに「華やかな生活」とは一転、想像と現実のギャップに、赴任当初はかなり落ち込みました。

 

でも赴任して半年過ぎると不思議と自然に色んなことが前向きに、受け入れることが出来るようになりました。おそらく3つ理由がある気がしてます。

 

理由その① まずは天気!

相変わらず生活パターンは変わりませんが、寒くて暗い冬もあけ、朝起きて太陽を感じるだけで、毎朝気分が全然違います。人間は結構、単純なものだなぁと感じます。

 

理由その② ママ友さんとの付き合い方

ママ友さんとの距離感が掴めるようになったことも大きいと思います。はじめは肩肘を張ってみんなと仲良くなろうと意気込んでましたが、ある日それを諦めました。自然体になると自分のペースも掴め、気の合うママさんも出来るようになりました。

 

理由その③ 慣れる

よく物事に慣れるのに要する日数を、3か月、6か月と、3の倍数を使ったりしますが、まさにその通りです。

個人的な意見ですが、駐妻=華やかで充実した海外生活を想像し、はじめは期待に満ちあふれて、皆さん赴任するのではないしょうか。期待が大きい分、多かれ少なかれ、誰しも理想と現実のギャップに落胆する気がしてます。

はじめは、「こんなはずじゃあなかった」と不満な日々を送りますが、不思議と人間は慣れる生き物です。「こんなはずじゃなかった」がそのうち「あたりまえ」になって、環境を受け入れて行く気がします。人によってそのプロセスに要する時間は違うように思います。

 

以上がオランダ駐在半年過ぎて感じた気持ちです。私は6か月経って、ようやく環境を前向きに受け入れることが出来るようになりました。

 

オランダ駐在半年経って思うのは、駐妻とは… 決して華やかな生活では無いけれど、理想と現実のギャップに悩みながらそれを受け入れ、楽しむ生活な様な気がしてます。

 

それでは、また。

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