アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

女性の海外単身赴任で学んだ3つの大切なこと

こんにちは。私は長男が1歳9ヶ月の時にアメリカに単身赴任をしました。今回は女性の海外単身赴任で学んだ大切な事を3つまとめたいと思います。海外で活躍したいと考えている女性の皆さんに少しでも参考になればとても嬉しいです。

 

1.言い訳をしない人生を送れる

 私のブログに興味を持って下さった方は海外生活や、女性のキャリアに関心が高い方が多いのではと思っています。最近は男女平等の社会が実現しつつありますが、それでも女性は、結婚、出産、育児の転機で、キャリアのハンディを抱えることになります。例えば時間の制約や、昇格の制限などです。

結婚も出産も子育ても素晴らしい経験ですが、自分がキャリアの面で納得していない段階でこれらの転機を迎えてしまった場合、「結婚したから、、、、子供を産んだから、、、、私なんて」とついつい言い訳しがちになってしまいます。

実際私も第一子を出産後、今後のキャリアにとても不安を感じている時に、FBのCOOのシェリサンドバーグさんのLean Inと言う本に出会いました。そしてこの本によって、女性の幸せとキャリアは両立できると、一歩踏み出す勇気を与えてもらいました。本の中で好きな言葉、Sit At The Table(同じ土俵に立つ)と言う言葉があります。それに出会って以来「子供がいるから」という言い訳を出来るだけしない様に心掛けるようになりました。

 

そして本人もびっくりですが、第一子の育休から復帰して9ヶ月後に自分の夢だった海外赴任を実現することが出来ました。

 

ちなみに子持ちの私が、どうやってそんなチャンスに巡りあえたか等、興味を持って頂けた方は、過去の記事をご覧ください。 

digitalmarket.hatenablog.com

 

 2.キャリアをリセット出来る

私の場合がそうであったように、海外赴任をすると、赴任後の環境や仕事内容が一新しますし、帰国後も新たな部署や職種に付くことが出来ます。日本にいるとジョブローテーションが行われずに、固定しがちです。自ら手を挙げて、色んな経験を掴みに行くことも大切だと感じています。

20代、30代、40代の節目で海外に赴任すると俯瞰的に自分のキャリアを見直すキッカケになり、なお良いと個人的には思います。

 

3.家族の大切さを改めて実感出来る

 海外に行くと、売上や業績などを作り上げる張本人になる為、直接責任やプレッシャーがのしかかります。もちろん、はじめはうまくいきません。悩んだり落ち込んだ時に、よりどころとなる家族の存在はとてつもなく大きいです。私は週1回の週末スカイプで、家族と他愛もない話しをし、気持ちを切り替えてました。

また夢だった海外駐在が出来た結果、仕事と家族のバランスをどう取るべきかという自分の軸が確立出来ましたそれまでの私はキャリアを積み上げていく事に必死でした。例え単身赴任をしても、週末のスカイプ(当時はラインがまだ普及していなかったです)で近況報告出来るし全然問題ないと思っていましたが、実際には徐々に家族との距離を感じる機会が増えて行きました。当たり前ですが、仕事ばかり優先してはダメだと言うことも学びました。今考えるともしあの時、単身赴任をしていなかったらキャリアを諦めきれず、現在の夫のオランダ駐在に同行していなかったかも知れません。家族に対する感謝の念や、家族を大切にしたいと言う気持ちは単身赴任後の方が強くなりました。

 

以上が、私が単身赴任を通じて学んだ大切な3つの事です。

 

最後に、海外赴任は良い事ばかりではなく大変ですが、その分得るものも大きいです。また会社以外では基本的にはひとりの時間が増えるので、自分と向き合うことになります。今後どうしたいか。社会人として、母として、妻としてどうバランスをとって行くべきかなどを私はよく考えていました。

 

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