オランダ流 シントマーテンの楽しみ方
こんにちは。遅ればせながら、11月11日は日本ではポッキーの日、中国ではシングルズデー、ここオランダでは、、シントマーテン祭です。
オランダのシントマーテン祭では、ランタンと共に、子供達が歌を歌いながら家々を訪問し、ご褒美にお菓子や果物をもらいます。詳しくは以前書いた記事も良かったら読んでみて下さい。
シントマーテン祭を楽しむにあたって、困ったのが、どんな歌を歌ったらいいのか?また子供達に訪問された場合は、オランダ語で何と言えばいいのか?!です。そこで今回はオランダ流、シントマーテン祭の楽しみ方を実体験をもとにまとめてみたいと思います。
まずは訪問編から。
我が家は初めてと言うこともあり、はりきって4世帯で友人宅に集合し、各家々を周りました。開催時間は18時から20時まで。ランタンと共に玄関の電気が付いているお宅を訪問。(時々電気が付いていても出ないおうちもあるのでドアベルは一回のみ鳴らして様子見るようにするのが良いと思います。)
ドアベルを鳴らし、出迎えてくれたら歌を歌います。歌は色んなバージョンがあるのですが、私たちは下記を歌いました。
Sinte Sinte Maarten De koeien hebben staarten ann De meisjes hebben rokjes ann Daar komt Sinte Maarten ann
シント シント マールテン デ クーイエン ベッベン スタールテン デ メイシェス ヘッベン ロオキェス アアン ダー コムト シント マールテン アアン
歌い終わったら、Dank u wel(ダンク ユー ヴェル ありがとう)と Doei Doei (ドゥイ ドゥイ さよなら)を大人も子供も忘れずに。
今年は途中雨が降ってしまったので、一旦友人宅に戻り雨宿りをしつつ合計1時間程まわりました。それでもカバンいっぱいにお菓子やリンゴやみかんをもらえ、子供達は大満足で、親も十分楽しかったです!
続いて、受け入れ側はどうしたら良いのか?
まずお菓子を用意して、玄関やキッチンの電気をつけて在宅であることを外から分かるようにしてください。ベルが鳴ったら、子供達が歌ってくれるので歌い終わったら、
Goed gedaan (フッド ヘダーン 良く出来ました)と添えて、お菓子を子供たちに選ばせてあげてください。みんな Dank u wel(ありがとう)とお礼を言ってくれるので、それに対しては、 Alstublieft(オーストゥブリーフトゥ どういたしまして)と返事をすれば完璧です。
我が家はお菓子は大きめのパッケージ袋を1袋用意した我が家ですが、旦那曰く8組のみでほとんど余ってしまいました。
でも、集合した友人宅では母親が2組に分かれて訪問担当と受け入れ担当を交代でしました。受け入れ担当時には近所に現地の学校があることもあり、ひっきりなしに子供達が来て、3パックくらい用意していたお菓子がほとんど無くなってました。
私としては訪問も受け入れも、大人数で賑わいながら楽しめたので非常に良かったです。また事前にシントマーテン祭とは「分かち合いの気持ちを学ぶ行事」としてインターからは教わってましたが、実際やってみるとまさにアメリカ版のハロウィンに近い感じがしました。仮装はしないものの、陽気に大きな声で子供達が歌を歌い、ワイワイ元気よくホリデーシーズンを楽しむ感じがとっても良かったです。
それでは、最後に楽しむポイントをまとめます!
・必ず歌は親も子供も覚える。親は歌わないけど、知っていると楽しさ倍増です。
・お菓子を貰ったらダンクユーヴェル(オランダ語でありがとう)は必ず言うように心掛けましょう。お互い気持ち良いです!
・ランタンは1ユーロで購入できるのでスーパーやオモチャ屋さんで用意し、画用紙等で手作りのオリジナルランタンを作って、気分を盛り上げましょう。
・大人数での訪問が楽しさ倍増です。
それではまた。