アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

駐妻が自分の存在感を出すには パート2

こんにちは。外人ママさんの中で自分の存在感を出すにはどうしたらいいだろうと悩んでた頃、つい先日自分の事を知ってもらうチャンスがあり、ほんのちょっと勇気を出してみました。

 

年の瀬ということもあり、リーダーママさんが、子ども達がお世話のなった先生6名にクリスマスプレゼントを最終日に渡そうと、クラスメート全員の親たちにチャットで呼びかけてくれました。で、カードも子ども達に6枚サインさせて一緒に渡しましょうと。なかなか素敵なアイディアです。

 

とは言うもののその後、進捗が見られず。勇気を出し、先週水曜日の息子のお迎えの時にリーダーママさんに

「もし良かったらお手伝いさせて」と声を掛けてみました。すると、

 

リーダーママさん:「ありがとう。じゃあカード購入協力してくれる?」

 

私:「はい、喜んで!」

 

と言うわけでカード担当になりました。でも、ふっと嫌な予感が。あれ、今からカード6枚買っても、クラスメート全員が最終日前日の12月13日までにサインって出来る?!回覧する日にち、足りないんちゃうん?!

 

でも引き受けたからにはと、メラメラやる気モードに。その日中にカードを6枚購入。夜パソコン開いて、過去のグループチャット履歴などを参考に子ども達の名前と人数を整理。(最近生徒が増えてクラス名簿が追いついておりません)

 

アルファベット順に子どもを並べて、回覧日にちを入れてみると、ミスなければ、ピッタリ最終日前日に子ども達が全員サイン出来る事に!

 

ちょっと興奮した私は、リーダーママさんにスケジュールを見せ、ギリギリだけどこの案でいいかと確認。

 

「勿論!」と感謝され「あなたからみんなにグループアカウントで提案して」と。

 

ちょっと嬉しくなった私は購入したカードと共に、子どもの名前と回覧スケジューを写真で撮り、

「明日からサンキューカードの回覧を開始します。日にちがないのでそれぞれ子ども達に6枚サインさせて、次のお友達に必ず渡してください」

と添え、一斉送信。

 

お、これで「きめ細やかな対応はさすが日本人」なんて思ってもらえるかな〜と淡い期待をしていたところ。

 

まず中国人のパパさんが

「なんで子どもにサインさせないのか?!」とクレーム返信。

 

続いてインド人のママさん

「子ども達に放課後サインさせるのに待つのは苦じゃないわ」とクレーム返信。

 

え、子どもにサインさせてって書いたよね?!

 

え、放課後、6枚のカードをクラス全員で順番待ちで書くの?!極寒のオランダで非現実的じゃない?!

 

と思っていたところ、リーダーママさん再度皆さんに主旨を説明してくれ、その場は収まりました。同じことを説明しても、信頼されているリーダーママさんへの反応は違うなぁとちょっと凹みました。

 

そして追い討ちをかけるように早速アメリカ人のファミリーが、

「あ、ごめん。今日カード持って来なかった。」

 

おーい!でも想定内だったので、翌日アメリカ人家族に持って来てもらい、回覧もれた家族だけ、放課後残って子どもにサインしてもらい、その場で次の人に渡させてとお願いしたところ。

 

次の家族が「その日は習い事があるから放課後残るの無理」と。

 

で、今度はアメリカ人家族が「一日忘れただけで、そんなスケジュール狂うなんて思ってなかった。」とクレーム。

 

更にオーストラリア人が

「そもそも回覧じゃなくて、放課後残れる家族は日にち決めて残ってサインしたら?」

とデジャブのような提案。

 

リーダーママさんも「みんな混乱しているから、きちんとあなたが仕切って」と。

 

私もめげずにスケジュールを組み直して代替案の提案をし、一応(多分?)皆さんに納得頂きました。はじめから日程的に厳しかったものの、回覧っていう習慣は海外ではあまりないんですかねぇ?!

 

みんなの役に立ちたいという気持ちと、自分の事を知ってもらうチャンスだと思い、今回勇気出してみたものの…。サンキューカードの回覧という地味な作業で、凄く気疲れしてしまいました。

 

いまだに引き受けるべきだったかどうかわかりませんが、間違いなく「ただのアジア人」から「順番にうるさいアジア人」になったことは確かです。まぁ少しはみんなの記憶に残ったから良しとすれば良いのでしょうか。。。

 

うーん。なかなかうまく行きませんが、めげずに今後とも自分らしさを出して行きたいと思います。

 

以上、存在感を出しきれていない駐妻の悩みでした。最後まで読んで頂きありがとうございます。

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