アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

駐在員向け、オランダ幼稚園(ピューター)入園手続きや料金体系など詳しく解説します!

こんにちは。次男がついにオランダの幼稚園(英語プリスクール、蘭語ピューター)の午前保育にデビューしました。オランダ現地のこども園(保育園兼幼稚園)に関しては当初色々わからないことだらけでネットで調べたのですが、参考にできる日本語の記事が少なくとても苦労しました。今後、同じ境遇の方の参考になればと思い、今日は気になるお値段や入園までの手続きについてまとめたいと思います。なお、記事内容はアムステルフェーン市の駐在員世帯を前提としております。永住されている方やアムステルダムロッテルダムですと諸条件が異なっていると思いますので、参考までにご参照ください。

 

肝心の月謝っておいくら?!

オランダ赴任当初、次男を現地のこども園になるべく早い段階で入園させたいなと色々調べていたところ、あまりの金額の高さに驚いたことがあります。基本的にオランダのこども園は、共働きを前提としている為、働いていないママさんが子供を1歳頃から預けようとすると補助がなく、高額な料金になっている様です。

ただ調べてわかったのは、働いていないママさんでも、満2歳から市の補助が適応されるということです。(補助対象年齢などは各市によって異なるためご留意ください)

ところが具体的な金額は、各社ホームページでは掲示されておらず。当初支給されるであろう補助金を見込んで週4回の午前保育を申請していたところ、入園1ヶ月前に月謝が約500ユーロになる旨を通告されました。あまりの高さに慌てて色々問い合わせをし、初めて料金設定の仕組みがわかりました。

基本的には世帯収入や園によって料金設定は多少前後すると思いますが、我が家のケースと2〜3人の駐妻ママさんからのヒアリングをもとにすると、アムステルフェーン市の場合駐在員方は、週2回の午前保育で月約350ユーロが目安です。ここから収入に応じて半分以上の補助が差し引かれ、月約150ユーロほどになります。ただし週2日以上お願いした場合、残りは全て自己負担になるとのこと。我が家の場合は

週2回150ユーロ(補助有)+週2回350ユーロ(補助無)=500ユーロ

という仕組みになっていました。

アムステルフェーン市に駐在されている方は若干前後すると思いますが、妻が働いていない場合でも週2回の午前保育で、補助が出て150〜200ユーロが目安と思ってください。(2019年4月時点)

我が家は悩んだ結果、最終的に週3日でお願いすることにしました。

 

入園までに必要な事前手続き

①ウェイティングリストに載せる

アムステルフェーン市では、妻が働いていない場合でも、お子さんが満2歳の誕生日からこども園に入園させ、補助を適応することができます。2歳の誕生日に入園を希望されるお方は、現地のこども園(ピューター)にウェイティングリストをかけることをお勧めいたします。オランダのこども園は共働きが多いため、とても入園しづらいと聞きました。我が家は、入園の1年前頃に行きたいと思ったこども園にウエイティングをかけました。

 

②提出書類

我が家は、入園の半年前頃の11月に、こども園より4月からの入園が可能との連絡をメールでいただきました。その際に入園の意思を確認され、一週間以内に①IB60フォームと②夫の直近3ヶ月分の給料明細の提出を求められました。①はDigiDを使って、政府のホームページからデータを入手できます。

手続きはこれのみです。あとは入園1週間に連絡があるとのことでした。

 

③入園1週間前

残念ながら、入園1週間前になっても連絡がなかったので、電話で問い合わせをしました…。以前長男のインター入学の際も前日にしかメール連絡がなかった経験もあり、分からないことがあれば、遠慮せず自ら事前に聞いた方がいいと思います。私は具体的な開始時間や終了時間と持ち物など分からず、問い合わせました。

ちなみに開始は8:00〜9:00までの間で、終了は12:30〜13:00の間ときっちり設定されていなかったのがオランダらしいなと。持ち物は汚れた時の為の着替え一式のみ。フルーツなどのスナックやランチ(パンなどコールドミール)、オムツも全て園が用意してくれるとのことでした。ありがたい!!他の詳細は当日また説明するので、園が比較的空いている8時10分頃に来てくださいと言われました。電話してよかったです。

 

以上がオランダピューター入園に関する諸手続きです(2019年時点)。入園申し込み当初は私もわからないことだらけで、本当に希望通り入れるかなぁととても不安でした。また、上記のように時系列でまとめてみるとすんなり手続きできたように見えますが、DigiDの取得が大変だったり、夫が給与明細捨ててたり、インボイスのトラブルもあったりで、細かい手続きに翻弄しました。。。それでもメールや電話でオランダのみなさんが英語でとっても丁寧に優しく対応してくれ、助けてくれました。とりあえずは無事、入園できたことに本当に感謝してます。また落ち着いたらピューターでの様子もシェアしていきたいと思います。それでは、また。

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