アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。週末、家族で買い物に行ってる際、旦那に「オランダ駐妻生活どう?アメリカ駐在時代とどっちが良い?」と聞かれました。

 

今日はブログのタイトルでもある、「駐在員と駐妻生活」を両方経験して感じた違いについて述べたいと思います。

 

まとめてみると、この内容は日本で勤めている会社員と専業主婦のケースにも当てはまると思いました。興味を持っていただいた方は、駐在員を会社員、駐妻を専業主婦と置き換えて是非読んで見てください。

 

・駐在員は仕事↔︎駐妻は基本自由

当たり前ですが、駐在員には海外での仕事という最大のミッションがあります。それは当初大変ですが、徐々に昨日出来なかったことができる様になり、日々達成感を味わうことができます。大変な分、自己成長を感じることができ、有意義な生活を送ることが出来ます。

 

一方、駐妻は。

子供が居ても登園後は基本的に自由です。私みたいに未就学児を抱えているお母さんは若干微妙ですが、私はニコイチ(常に一緒にいる存在)と考えるようにしてます。

でも人間自由だと、家事をして、買い物して、(ママ友と)お茶して、読書やブログを書いているうちに、気がついたら子供のお迎えの時間になってしまいます。

現在次男が小さいこともあるかも知れませんが、日々流れて行ってる感じです。

 

・駐在員は自分中心↔︎駐妻は家族中心

駐在員はやはり仕事というミッションを背負っている分、平日の大半は仕事で、出張が入ると週末もなくなります。家族のことを思いながらも、実質自身のことで手一杯です。だからこそ家族を守ってくれる存在がいるというのは、非常に有難いです。

私の場合はアメリカ駐在は、単身でしたが駐在時は8時出社、帰宅は21時ごろ。出張は月1回でした。

 

一方、駐妻は。

我が家の場合は、朝ごはんとお弁当作り(旦那と長男の分)から始まり、8時に学校へ車で送迎。

9時10分ごろに帰宅。そこからは掃除、買い物、洗濯、お昼や夜ご飯の事前準備。(これが終わると⬆︎の自由時間です)

で14時50分にはお迎えに。その後息子の習いごとへの送迎。帰宅したら夕飯などの準備です。

基本は自由ですが、家族(特に子供たち)中心に駐妻は生活しております。

 

・駐在員は人間関係築きやすい↔︎駐妻は意外と大変

駐在員の時にあまり悩まなかったのが人間関係です。なぜなら外国人含め仕事を通じて、早い段階でその人の性格などが良く分かり、自分に合う人、合わない人含めどういうスタンスで付き合うべきかというのが明確になります。

 

一方、駐在は。(以下は日本人幼稚園時の経験に基づきます)

ママ友との共通項がなく、人となりも分からず、どう付き合っていいのか赴任時は悩みました。

また私の場合は一般より出産が遅かった為、ほとんどが年下のママさんです。会社生活が長いと必然的に後輩は敬語で話してくれていた為、年下のママさんにボランティア活動での「タメ口」での指示やダメ出しは赴任当初、戸惑いました。

でもよく考えると、自分のへんなプライドに気づき、器の小ささを反省...。

反省と共に環境を前向きに受け入れ、妙なプライドも捨てました。そうすると、自然と気があうママ友が出来る様になりました。

*なお先月からインターに切り替えたのでグローバルママ友との関係構築は模索中です。また気づきがあったらブログでご紹介します。

 

以上が駐在員が駐在妻になった感想です。

 

駐妻の方が圧倒的に自己犠牲が多いです。日々子供の成長を見守る幸せはありますが、自己の成長を感じる機会が少ない為、モチベーションの維持が大変だなと最近感じてます。

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