アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

英国のブレクジットがオランダにもたらす影響について

こんにちは。恒例の息子のインターのコーヒーモーニング行ってきました。こちらは学校が主催してくれる、親たちの為の任意の座談会のようなもので、学校側からも近況をアップデートしてくれます。

 

今回の座談会では、欧州の経済の動きが肌で感じられてとても興味深かったので、シェアしたいと思います。

 

息子のインター、元々メインの校舎と分校がありました。でも良心的な価格なため(オランダのインターナショナルスクール相場の半値以下)、人気が高く長期に渡るウエイティングリストが…。我が家も恐らく駐在中には入学出来ないだろうとダメ元で申請してました。

 

ところが昨年9月に新たに新校舎をオープンするという急展開があり、我が家も無事入学することが。そしてこの校舎が今年夏に拡張のため再度移転する予定です。

 

更にこの先2-3年後にも校舎拡大を検討中とのお話しでした。いやいや、ウエイティングリストがあると言えどもいきなり拡大しすぎでは。壮大過ぎる計画に親たちも心配の声が…。

 

この背景にあったのが、なんとあの英国のブレクジットの影響でした。

 

ブレクジットによって一部の企業が英国撤退を検討しているニュースをご覧になった方もいらっしゃると思います。欧州連合の専門機関であるEMA(欧州医療品審査庁)もブレクジットに伴いアムステルダムに今春移転予定です。

 

学校側の説明によると、オランダ政府としても英国から企業や政府機関が移転して来た場合、その家族である英語を話す子供達の受け入れ先としてインターナショナルスクール拡大が急務になっているとの事。そのため息子の通うインターも闇雲に拡大路線に走っているわけではなく、需要に合わせた形で拡張を検討しているとの事でした。

 

そう言えば、ブレクジットの影響により英語が一般的に使われているオランダへの移民が増えている話しや、この近辺の家賃が上昇している話し等をちょこっと前に耳にしたことを思い出しました。

 

欧州に住んでいても普段はあまりEU経済など意識しませんが、意外にも身近なところで繋がっているのだなぁと改めて考えさせられたコーヒーモーニングでした。あともう少し欧州経済事情にもアンテナを張らねばと反省もしております…。

 

それでは、また。

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