アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

夏休みオランダで連日子供の公園に付き添ってみて

こんにちは。そろそろ長男の学校が始まってほしいと切に願う駐妻です。この夏は良く公園に二人の息子(7歳、2歳)に連れて行かされました。今朝は8時半から(笑)。お金も掛からないし、体も動かしてくれるし、ありがたいことですが、私の体力が…。さて今日はそんな公園での出会いを通じて、感じたことについて簡単ですがまとめてみたいと思います。

 

子供の性格によるので一概には言えませんが、基本的にオランダの子は自己主張をし、どちらかというと少しやんちゃな子が多い気がします。嫌なことをされたら、「ネイ(オランダ語でノーという意味)」とみんな大きい声で主張してます。その一方で、内向的で自己主張が苦手な長男は、公園で遊んでいた遊具を取られたり、順番待ちしていたのに横入りされることがよくあります。言葉が話せないというところに理解の齟齬が発生していると思いますが、長男は困ったことがあるとすぐに私に助けを求めてきます。あくまで個人的な意見ですが、オランダでは基本的に子供の遊びにはよっぽどの事がない限りは親は口を出さない傾向があり、そこは私も尊重し子供同士のことには口を出さないよう心がけております。

 

とはいうものの、、、。以前日本人の息子のお友達が室内遊び場で、唾を掛けられたり、故意ではないと思いますがTシャツを破かれたことがありました。さすがにこれは度が行き過ぎていると思い、お子さんに話しをしたところ英語が分からなかったの為、相手の親に事情を説明しました。するとすぐさまきちんと謝ってくれ、自分の子供達にきつく注意をしてました。

 

また似たようなことを先日公園でも。その時は我が子ではなく、その場にいた日本人のお子さんがオランダ人の子に押され、手に棘がささってしまったとのこと。日本人のお母さんが子供達に自分たちの親を呼ぶようにと伝え、事情を理解した母親は駆け寄って来て謝り、棘が抜けやすくなる薬を自宅から持って来てくれてました。

 

このようにオランダのお子さんの公園での様子やそのやり取りを通じて、自分達の言い分を主張したり、嫌なことをされたらNOとはっきり伝える事が、子供の時から海外では必要なんだなと感じております。また子供が幼かったり、語学の問題でそれができない場合は、状況を見ながら遠慮せずに親が仲介してあげる必要性も学びました。当たり前ですが、結局子供も大人も、相手にきちんと伝えないと理解してもらえないということですね。

 

いずれにしろこういった経験を通じて、子供達が社会との付き合い方を感じとってくれれば、私の連日の公園連れ添いも報われる日が来るのですが…。そんな気持ちはつゆ知らず、今日も次男から公園連れて行ってアピールを猛烈に受けてます…。

それでは、また。

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