アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

オランダ駐妻が解説、オランダのリサイクルショップやセカンドハンドショップのカラクリについて!

こんにちは。今日はオランダのセカンドハンドと言われるリサイクルショップについて書きたいと思います。全てのリサイクルショップに当てはまらないですが、オランダで格安のお値段がついているセカンドハンドやリサイクルショップは、ほぼこのカラクリが該当すると思われます。

 

なんでこんなに安いの!!

サーキュラーエコノミーに興味を持った事がキッカケで本人も驚いているのですが、アンティーク食器にハマってしまいました…。そして近所のセカンドハンドショップ(日本で言うリサイクルショップ)によくアンティーク食器を求めて覗くように。で、驚いたのがその破格のお値段設定!どうやって儲けているのだろう?!と疑問に思いながらも、掘り出し物の北欧アンティーク食器などを見つけてはウハウハと喜んでます。

 

そんな中、日本に持って帰るほどではない物を、先日長男と一緒にお世話になったセカンドハンドショップにまとめて持って行きました。

 

お店に向かう車の中で

私「いくらになるだろうね?」

息子「50ユーロくらいちゃうん?」

「そんなにはならないと思うよ〜💕でも結構ブランドあるし20ユーロくらい貰えたらお母さん嬉しいわ」

と下世話な会話をしておりました…。

 

で、いざショップに到着し

「これ売りたいんですけど」と私。

「あーここに置いてってくれる」と店員さん。

 

車からその場所まで段ボール抱えて3往復くらいして、査定が始まるかと思いきや。

 

「ダンキュウェル(蘭語=ありがとう)」と笑顔で店員さん。

 

えええええー、タダなん?!えええええーと内心思いながらも、

 

「アシュブリフツ(蘭語=どういたしまして)」と冷静を装いながら、私。

 

なんと、お店の商品は寄付で成り立っていたんですね…。オランダの一部のセカンドハンドショップが寄付で成り立っていると聞いた事がありましたが、このお店は勝手に違うと思い込んでいました。でも合点が行きました。破格のお値段設定が可能だったのは、全部寄付された品々だったからです!こちらのショップ、ガラクタも多いのですが、ごく稀にすごく高価な掘り出しものが破格のお値段で置いてあるんです。それらも寄付とは、驚きました…。

 

そして、少しでもお小遣い稼ぎになればと考えていた、浅はかな自分にも反省…。

 

そんな訳で、オランダ人を見習って、昨日もショップに寄付をして参りました。

 

不思議なもので、捨てるよりも誰かにまた使ってもらえるかもと思うと罪悪感なく、逆に少し清々しい気持ちになるのです。ただ帰り際に、ついつい購入してしまい…。物を減らした分、増えると言う微妙な現象が…。それはさておき(汗)、サーキュラーエコノミーの最先端をいくオランダは、日常的にこういう所からも物をリユース、リサイクルするという考えが浸透しているんだなと感じた出来事でした。

 

それでは、また。

 

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