インターナショナルスクールのデジタル化が進んでいると感じた5つの点
こんにちは。今日はオランダのインターナショナルスクール(小学校)のデジタル化が進んでいるなぁと感じた件について書きたいと思います。
成績表はeメールで発送
もうすぐ学期末、息子は日本では年長ですが、こちらではすでに小学校に値するためインターで初の成績表が発行され予定です。成績表は今月末にeメールで親元に届くとの事です。最近日本でも成績表ってデジタル化されているんですかね??アナログな私は「お、eメールなのね」と一瞬ハッとしました。
先生との面談はネット予約
12月に入るとホームティーチャーと面談が開催されます。先生との面談予約は何と、ネットにて行います。何月何日何時に公開と時間まで決まってました。その数分前からログインしてスタンバイすると、あと何分何秒で公開とカウントダウンも表記されてました。
以前お世話になったオランダの日本人幼稚園では、先生が決めた面談の時間割が掲示板に掲載。都合が悪い場合は親同士で相談し、後日先生に報告すると言う手段でした。
確かにインターのスタイル方が気兼ねなく自分の都合の良い日時を選べ、後日変更もネット上で出来る為、合理的で便利だなと思いました。
各クラス非公開ブログがある
先日、クラスのブログがオープンしました。各クラスの親のみが閲覧出来る仕組みで、ブログには先生の紹介、クラスの取り組みや、日常のクラスの様子が写真とビデオで公開されてます。
日常の様子が分かり、これはとてもいい取り組みだと思いました。ちなみに児童の写真をブログに掲載したくない場合は、事前に書面にて届出が出来ます。
学校からの連絡網はeメール
基本ホームティーチャーや学校からの連絡はeメールにて行われます。慣れてしまえば、無駄な紙が節約出来て、子供からの手紙の渡し漏れがないため、こちらの方が便利です。
ホームティーチャーお勧め学習アプリ
こちらはまた後日書きたいと思いますが、先生から学習にお勧めアプリも紹介頂きました。ちなみにブログ写真をみるとプログラミングもやっているみたいですが、我が子はまだ英語が分からない為、僕はそれやっていないと言っていました。
以上、3ヶ月過ごしてみてオランダのインター小学校のデジタル化が進んでいるなぁと感じた点です。
シンタクラースとブラックピートのパレードを見て感じたこと
こんにちは。先週末の11月17日にオランダにシンタクラース(日本でいうサンタさん)がスペインからやって来ました。毎年オランダは11月11日のシントマーテン祭(オランダ版ハロウィン)の翌週末にシンタさんがやってくるらしいです。
それにしてもシンタさん到着、早いですね!!で折角なので、御一行のパレードを見に行きました。
事前にオランダ滞在が長い大学の先輩から、近年ブラックピートが人種差別していると結構問題になっていると聞いていました。ブラックピートとは顔を真っ黒に塗って、アフロヘアの格好をしたシンタクラースの付き人で、良い子たちお菓子を配ってくれます。
先輩曰く、毎年廃止すると言ってるけど今年は継続みたい。でも来年あたりどうなるか本当に分からないらしい、と教わりました。
パレードはルートと時間割が決まっており、早速10時半に近所のスタート地点に到着。シンタクロースと共にたくさんのブラックピートが!ブラックピートさん合計60〜70人いたような。こんなにいるとは思いませんでした。でも皆さんとても優しく、笑顔で接してくれました。
先輩からの話しを聞いていなかったら、差別という観点は思い浮かばなかったかもしれません。でも言われてみると、抵抗ある人も出ておかしくない装いだなと正直思いました。
そんななか、全面黒塗りをやめ、ススの粉を顔に塗った様子にふんしたブラックピートも居ました。
こちらの方がいいなと個人的に思いました。ブラックピート自体は辞めるのではなく、ススをかぶった装いにして是非継続してほしいです。名前もピートに変更して良いと思います。
パレード自体は鼓笛隊等音楽と共にとっても陽気で楽しく、子供達もピートにお菓子をもらえて大喜び。シンタクラースも気品にあふれてホリデーシーズンの訪れを満喫出来ました。
きのうの外人ママトークでビックリしたこと
こんにちは。本日最高気温4度のオランダです。
さてそんな寒い日が続く中、昨日息子のお迎えの時に、3人の外人ママさんと個別にお会話した時の様子を今日はお伝えします。
まずは1人目は前回このブログでもご紹介させていただいたお誕生日会に誘ってくれたママさんです。「寒いねー」と声を掛け、先日のお誕生日会のこと、週末に行われたシンタクラース(サンタクロース)*のパレードについて話しました。会話が弾んで来たころに、次男が遊び場に行ってしまったので、残念ながらそこで終了。*ちなみにオランダでは毎年11月中旬にサンタがスペインから上陸します。
2人目は、次男の移動先にいたお子さんとママさん。彼女はアメリカ人でフリーランスのブロガーです。初対面の時に日本に旅行に行ったけどすごく良かったと言われから、勝手に自分のことを褒めれたと誤解し、私が一方的に好意を持っている方です。
「息子ちゃんの赤い帽子可愛いね!週末のシンタクラースパレード行った?」と声を掛けて話し始めたところ、我が次男がまた空気を読まずに違うところに行ってしまったので、もれなく私も移動。
3人目は、次男と遊んでいたところに話しかけて来てくれたインド人のママさん。
「年末はどうするの?実は、、、我が家インドに帰国するの」と。
よくよく聞いてみると、一時帰国ではなく何と急遽本帰国が決まったらしいです。聞くとオランダ駐在は6か月で、ご主人が契約を更新できなかったとの事。まさにビックリです。オープンにそんなことを私に話してくれたこともビックリですし、半年で結果を求めるご主人の会社にもビックリです。知り合って間もないママさんですが、いつも挨拶する仲だったので、とても寂しくなります。
先日のカフェママトークで気づいたのですが、外国の駐在員の方は、日本人駐在員のように「何年駐在予定」と任期期間が決まっていない方が多かったです。駐在していると出会いと別れはつきものですが、今回の出来事で別れはいつ来るか分からないのだなと改めて思うと共に、後悔しない様に日々の関係性をより大切にして行きたいと思いました。
外国人ママ友さんと喋る5つのコツ
こんにちは。先日、息子のインターで親達のためにコーヒーモーニング(朝の座談会)が開催されたので、参加してきました。
現在、息子に通うインターでも日本人家族がいます。どうしてもこういう大勢の集まりの時は日本人同士は固まりがちです。それは当たり前なことですが、日本人ばかりで固まってしまうと相手側も話しかけずらくなり、外国人と仲良くなる機会を失ってしまいます。
そこで今回は、日本人ママさんと上手に付き合いながら、外国のママさんとお話しをするコツについて、自分が最近心掛けていることをまとめてみたいと思います。
①学校のイベントは積極的に参加する。
少し面倒だなと思っても出来るだけ参加してください。送迎時のみでは、外国人ママさんと仲良くなるのはかなり難しいので、イベントには積極的に参加しましょう。1人でもおじけずに是非頑張ってください。喋れ無くても、何度も顔を出していると自然と覚えてもらうことは出来ます。
②事前に外国人ママさんと話す人数を決める。
人間は流されやすいので、事前自分で決めておかないと、ついつい居心地がいい日本人ママさんと一緒に居てしまいます。軽くでいいので、最低何人と話すと目標を持っておくと良いです。
③はじめは日本人ママさん達とご挨拶等を。
やはり日本人ママさんと一緒にいると安心しますし、自分もリラックスできます。はじめは挨拶や他愛のない話しをして和むのも大切です。でも様子を伺いながら、タイミングを見計らい勇気を出して他の外国人のお母さんのところへ行ってみてください。
④少人数のグループのところに行くのがお勧めです。
大きなメイン集団へ行ってしまうと、話し上手なメンバーが多く、途中から会話に参加するのはかなり難しいです。結局会話に入れず、どっちつかずになります。
そこでお勧めなのが2〜3人の少人数のグループです。確実にスッと会話に入れます。「May I join?(ご一緒して宜しいですか?)」と言う意思表示はお忘れなく。残念ながら、横に居るだけでは、外人ママさんに気づいてもらえませんので。
⑤送迎時の挨拶も忘れずに。
学校のイベント以外でも送迎時も機会があります。タイミングによっては既にグループがいくつか出来ている場合は割り込んで話し掛けづらいですが、出来るだけ挨拶を心掛けるようにしてます。挨拶から会話のきっかけも掴めたりします。
以上が私が外国人ママさんと仲良くなる為に心掛けていることです。
まだまだ海外のママ友づくりは私も模索中ですが、自分の出来る範囲で色んな方とお話しが出来るように今後とも心掛けて行きたいと思います。
また気づきがあれば、ご報告します。
はじめてのバースデーパーティ
こんにちは。先日息子のインターのクラスメートのお誕生日会に行って来ました。今日はそのことについて書きたいと思います。
お誕生日会のお誘いは、クラス全員にワッツアップ(日本でいうラインのようなアプリ)に届きました。バースデーダンスパーティの参加可否を登録するURLがあり、クリックするとイベント主催する業者のサイトに。アナログ世代の私としては、こういう形のお誕生日会もあるんだーと思わず感心してしまいました。
今回は女の子のお誕生日会ということもあり、この年代の外国の女の子がどういう物が好きか全く検討がつかず、前日のお迎え時にどういった物が好きかを母親に確認しプレゼントを購入しました。確認しながらも、お母さんと色々お話し出来るきっかけが出来て良かったです。
で、当日は市内のダンススクールにてダンスをすることに。ダンスの間は母親達は近くのカフェで休憩がてら、おしゃべり。ママトーク(ちなみにパパも2名参加)も色んな情報交換しながら、せっかくの機会なので自分も出来るだけ喋ろうと心掛けました。ちなみに話題は、教育のこと、年末の旅行のこと、オランダでの諸手続き等でした。
さて、1時間ほどおしゃべりをした後にお迎えにあがると、なんとダンスの発表をしてくれると言うサプライズが。披露してくれたのはJustin Timberlakeの“I got this feeling”にあわせたダンスです。ポップス系のダンスで、息子もノリノリに踊っていて、ビックリしました。
日本でお誕生日会というと、ほとんど母親が事前準備し、当日もおもてなしに大忙しです。今回のようにお誕生日会自体を業者にお願いするアイデアというのは、なかなか良いなと思いました。共働き世代が増えている昨今、こういうニーズは日本でも増えて行くと思います。
知らない世界を経験すると新しい発見がありますね。親子でステキなお誕生日会に参加出来て良かったです。
オランダ流 シントマーテンの楽しみ方
こんにちは。遅ればせながら、11月11日は日本ではポッキーの日、中国ではシングルズデー、ここオランダでは、、シントマーテン祭です。
オランダのシントマーテン祭では、ランタンと共に、子供達が歌を歌いながら家々を訪問し、ご褒美にお菓子や果物をもらいます。詳しくは以前書いた記事も良かったら読んでみて下さい。
シントマーテン祭を楽しむにあたって、困ったのが、どんな歌を歌ったらいいのか?また子供達に訪問された場合は、オランダ語で何と言えばいいのか?!です。そこで今回はオランダ流、シントマーテン祭の楽しみ方を実体験をもとにまとめてみたいと思います。
まずは訪問編から。
我が家は初めてと言うこともあり、はりきって4世帯で友人宅に集合し、各家々を周りました。開催時間は18時から20時まで。ランタンと共に玄関の電気が付いているお宅を訪問。(時々電気が付いていても出ないおうちもあるのでドアベルは一回のみ鳴らして様子見るようにするのが良いと思います。)
ドアベルを鳴らし、出迎えてくれたら歌を歌います。歌は色んなバージョンがあるのですが、私たちは下記を歌いました。
Sinte Sinte Maarten De koeien hebben staarten ann De meisjes hebben rokjes ann Daar komt Sinte Maarten ann
シント シント マールテン デ クーイエン ベッベン スタールテン デ メイシェス ヘッベン ロオキェス アアン ダー コムト シント マールテン アアン
歌い終わったら、Dank u wel(ダンク ユー ヴェル ありがとう)と Doei Doei (ドゥイ ドゥイ さよなら)を大人も子供も忘れずに。
今年は途中雨が降ってしまったので、一旦友人宅に戻り雨宿りをしつつ合計1時間程まわりました。それでもカバンいっぱいにお菓子やリンゴやみかんをもらえ、子供達は大満足で、親も十分楽しかったです!
続いて、受け入れ側はどうしたら良いのか?
まずお菓子を用意して、玄関やキッチンの電気をつけて在宅であることを外から分かるようにしてください。ベルが鳴ったら、子供達が歌ってくれるので歌い終わったら、
Goed gedaan (フッド ヘダーン 良く出来ました)と添えて、お菓子を子供たちに選ばせてあげてください。みんな Dank u wel(ありがとう)とお礼を言ってくれるので、それに対しては、 Alstublieft(オーストゥブリーフトゥ どういたしまして)と返事をすれば完璧です。
我が家はお菓子は大きめのパッケージ袋を1袋用意した我が家ですが、旦那曰く8組のみでほとんど余ってしまいました。
でも、集合した友人宅では母親が2組に分かれて訪問担当と受け入れ担当を交代でしました。受け入れ担当時には近所に現地の学校があることもあり、ひっきりなしに子供達が来て、3パックくらい用意していたお菓子がほとんど無くなってました。
私としては訪問も受け入れも、大人数で賑わいながら楽しめたので非常に良かったです。また事前にシントマーテン祭とは「分かち合いの気持ちを学ぶ行事」としてインターからは教わってましたが、実際やってみるとまさにアメリカ版のハロウィンに近い感じがしました。仮装はしないものの、陽気に大きな声で子供達が歌を歌い、ワイワイ元気よくホリデーシーズンを楽しむ感じがとっても良かったです。
それでは、最後に楽しむポイントをまとめます!
・必ず歌は親も子供も覚える。親は歌わないけど、知っていると楽しさ倍増です。
・お菓子を貰ったらダンクユーヴェル(オランダ語でありがとう)は必ず言うように心掛けましょう。お互い気持ち良いです!
・ランタンは1ユーロで購入できるのでスーパーやオモチャ屋さんで用意し、画用紙等で手作りのオリジナルランタンを作って、気分を盛り上げましょう。
・大人数での訪問が楽しさ倍増です。
それではまた。
エベレスト山は生きているか?
こんにちは。先週インターから提出された息子のホームラーニング(宿題)が面白かったので、今日はその話しをしたいと思います。
現在息子は6歳で、日本では幼稚園の年長です。オランダのインターナショナルスクールではすでに小学校に値するPrimaryに通っています。
で、肝心の宿題とは…。
“Do you think Mount Everest is alive?“
(エベレスト山は生きてるか?)
という質問に対して、考えるというものでした。
英語歴2ヶ月の息子に聞くと、授業で山の映像などを見てどうやら同じ質問をされたとのこと。
「でも僕はエベレストが何か分からなかったし、意味がわからなかった」
との見解。息子よ、そりゃそうだわな…。
帰宅後、エベレスト山の写真を見せながら説明をし、同じ質問を日本語で問い直したところ、息子の回答は
「エベレスト山は、倒れないから生きている!」
なるほど、ゲーム好きの彼らしい答えです。
我が子はまだ英語が出来ないこともあり、先生から子供の回答をメールで返信してほしいとのことだったので、
”Mount Everest is alive because it doesn’t fall down.”
と回答したら、翌朝
“What an exellent answer!”
と返信が。恐らくどの答えにも、同じ返信がされていると思われるのですが、こう言った正解があるようでない質問を子供たちにして、自分達の考えをまとめさせる授業はなかなか面白いなぁ〜と思いました。
また先生自身も、親への自己紹介の時に山登りが趣味と公言していたので、自分の趣味を授業へ展開させたりする自由さもインターらしくていいなと思いました。
なお他の子供達の回答事例として下記も紹介してくれました。
"Yes because people couldn't climb it if it was dead"
“No because it doesn't move or talk"
どれも素敵な回答ですね。
それでは、また。