アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

アメリカ駐在員がオランダ駐妻になったら

こんにちは。アラフォー2児の母です。長男出産後、単身でアメリカ駐在を経験しました。次男出産後、夫の赴任に伴い現在オランダにて駐妻しております。

海外のサマーキャンプ、息子を一人で参加させて良かったと思う4つの理由

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こんにちは。オランダは長い夏休みに突入していますが、今週は小学校1年生になる長男が英語のサマーキャンプに参加してます。日本人のお友達の都合がつかず、一人での参加になってしまったのでとても心配しましたが、チャレンジしてみて本当によかったです。

夏休み一人で英語サマーキャンプ参加するのに迷っている親御さんの今後参考になればと思い、今日はサマーキャンプへ一人で参加するメリットについてまとめたいと思います。

 

①他のお子さんも一人での参加率が高い=お友達が出来やすい

お友達と一緒に参加するお子さんも勿論いらっしゃいますが、意外と一人で参加しているお子さんが多かったです。シャイな息子も、ありがたいことに初日から2人お友達が出来ました。三日目になるとお名前も覚えて、朝からじゃれ合ってました。サマーキャンプは一人で参加する率が高いため、お友達が出来やすいです!

 

②半日や1日単位から申込可能

サマーキャンプと聞くとお泊りを想像する方も多いと思いますが、海外では半日や1日単位から申し込めるものも沢山あります。

我が家が申し込んだサマーキャンプは毎日9:00ー16:00で1週間単位のものでした。お子さんが馴染めるかどうか不安な場合は、半日や1日単位のものをまずは探してみるのが良いかなと思います。

 

③強制的に英語を話す環境が作れる

今回、サマーキャンプのミッションは英語を話すということをはじめに息子と決めました。毎朝、「沢山のお友達と話そうね」とさりげなく言って送り出しています。すると帰宅後は、何人のお友達と話せたとか、今日は新しいお友達と話せたとか、言ってくれます。日本人がいなかったので、強制的に英語を話す環境が出来ます。本人はもちろん大変ですが、英語を話す勇気やスピーキングスキル向上という意味では結果としてはよかったようでホッとしてます。

 

④評判の良いサマーキャンプを探す

こちらのサマーキャンプは以前ママ友さんに勧めてもらいました。調べてみても、ホームページやフェイスブックもしっかりしており、実際参加してみると、去年参加したリピーターの方もいらっしゃいました。

心配だったサマーキャンプでしたが、初日から楽しかったと帰ってきました。その様子を見て、評判の良いサマーキャンプを選択するのがとても大切だと今回気付かされました。評判の良いサマーキャンプはカリキュラムもこどもたちを飽きさせない工夫がされているからです。息子情報によると、ダンス、アート、アウトサイドプレイやジム等も行なってくれて、毎日楽しい様です。それなりにお値段もしますので、ホームページやSNS等、分かる範囲で下調べするのがお勧めです。

 

今日が最終日ですが、今回親子でドキドキしながらも一人で参加してみて本当に良かったと思います。ブログでも紹介してますように、長男は心配性でシャイな性格ですが、そんな彼も毎日楽しんで行ってくれています。親としては、こういう積み重ねが、少しでも英語を話す自信につながってくれればと願うばかりです…。

これから長い夏休み、サマーキャンプが気になる親御さんは是非前向きにご検討ください。

 

それではまた。

 

 

 

オランダの幼稚園に3ヶ月通って感じた日本との違い6つ

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こんにちは。夏だと言うのに、肌寒いオランダです。次男がオランダの現地のプリスクールに通い始めて3ヶ月が経ちました。始めはわからないことだらけでしたが、送迎時にオランダ人のママさんや先生に教えてもらいながら何とかやってます。今日は次男が通うオランダこども園と長男が通った日本のこども園(幼稚園及び保育園)の違い等の気付きについてまとめてみたいと思います。

 

①毎朝、送迎後は子供とクラスで一緒に遊ぶ

これは驚いたのですが毎朝、親も教室の中まで入り一緒に時間を過ごします。一緒に過ごす時間は短いママさん(パパさん)もいれば、長いママさん(パパさん)も。特に時間は決まっておらず、こどもがクラスに慣れるまで寄り添ったり遊ぶ感じです。我が家の場合は毎朝10分〜15分ほど一緒に遊んで、息子が遊びに夢中になったら帰るようにしています。

 

②慣らし保育期間中に、子供があまりに泣く場合は入園を断られることも

こちらも驚きましたが、子供があまりに泣く場合は時期尚早と判断されて入園を断られた経験談を多数耳にしました。私が知っているだけでも4家族おります(4人ともママさんは働いていないケースです)。そのうち1人のママさんは「慣れるまで、ずっと一緒に立ち会うから、何とか入園させてほしい」と懇願したそうです。1ヶ月間本当に立ち会い、無事入園出来たそうです。私も次男が馴染まずに泣く場合は、懇願する覚悟をしてましたが非常にありがたいことにすぐに慣れてくれて、無事入園出来ました。こどもの気持ちを優先にする徹底ぶりはスゴイなぁと思う一方、入園を断れてしまうママさんの気持ちを考えると、正直複雑な思いです。

 

③園内の本人の様子をリアルタイムで共有してくれる

こちらはとてもありがたいと感じていますが、本人の様子をビデオや写真など撮影してくれ、アプリでリアルタイムでシェアしてくださいます。曜日やタイミングは決まっておりませんが、月2〜3回のペースでアップしてくださいます。今日は外遊びしたんだなぁとか、お誕生日会があったとか、その日の様子をタイムリーに知れるのは本当にありがたいですし、お迎え時の先生との会話のキッカケにもなります。

日本の場合は、毎日担任の先生が連絡ノートにその日の様子を欠かさずに書いて下さいます。毎回楽しみに拝見していましたが、やはり先生も大変だと思うので、写真や動画での情報共有に切り替えも、全然問題ないなと個人的には感じました。

 

④欠席連絡はアプリで

こちらはデジタル化が進んでいるなと思いましたが、園では欠席連絡もアプリで行います。カレンダーが表記されて日にちをクリックして理由を選択。欠席が承認されると確認メールが届きので、双方漏れもなく確認出来ます。母親も電話連絡が不要のため、便利です。

また、前日のお昼までにお休みの申請を済ました場合はポイントが付与され、その累計ポイントで後日振替もアプリ経由で申請出来る様にもなっています。とても合理的なシステムです。

 

⑤保育時間でクラスが分かれている

うちの息子のクラスは開始が8:00から9:00の間、終了が12:30から13:00の間の保育クラスです。送迎時間がきっちり決まっていないのはオランダらしいですが、今ではこのユルイ感じがしっくりきております。

クラスにいる子供たちは年齢は様々(恐らく2〜4歳まで)ですが、全員同じ時間帯内に集合し、解散してます。一方で両隣のクラスはいつも送迎時間帯が異なるので、どうやら送迎時間でクラス分けをしている模様です。親の送迎時間が異なることによって、子供たちが寂しい思いをしない工夫をしているんだなと感じております。

 

⑥園内に入ったらオモチャや遊具がたくさん

日本の場合、クラスに入るまでの廊下や広場には子供たちの注意を引いてしまわないように、あえておもちゃ等子供の注意を引くものは、極力置かないように工夫されていました。

一方、オランダでは園に入ったら、廊下やクラスに入る前の広場に、おもちゃのピアノやギター、車や船の遊具、壁掛けされている知育玩具や、ブロックや沢山の車のおもちゃ、絵本コーナー等、おもちゃと遊具が勢揃いしてます。子供たちの気持ちを盛り上げるための工夫だと思いますが、お陰様で(?!)次男は送迎時、毎回廊下や広場で立ち止まっては遊びまくり、その場を全然離れてくれずに困っております。。。

 

以上が子供が世界で最も幸せな国と呼ばれる、オランダこども園(保育園兼幼稚園)の様子です。こちらはあくまで我が家が通うこども園の様子の為、プリスクールによって一部システムや運営は異なるところもあると思いますが全体として、親の都合ではなく、子供の気持ちを第一優先することを徹底している運営や姿勢はさすがだと思います。

次男はまだ2歳なので色んなことを理解しきれていないと思いますが、貴重な経験をさせてもらえていることに改めて感謝します。

 

それでは、また。

6歳児が一年インターナショナルスクールに通ったら、英語力はどうなる?!

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こんにちは。長男の長〜い夏休みが開始したオランダです。昨年9月より日本人幼稚園からインターに切り替えて無事一年を終えることができ、親子共々ホッとしております。さて気になる長男の英語力ですが、幼児英語教育に興味のある方に参考になればと思い、今日は学校からもらってきた成績表(レポートカード)の内容を簡単にまとめたいと思います。

 

スピーキング

慎重で心配性な息子の性格上、英語でしゃべるのが未だに恥ずかしいらしく、残念ながら伸び悩みました。基本的な文章や簡単な単語は言えるレベルです。同じ学年で一緒にELA(English Language Acquisition:英語が喋れない子供たちのクラス)に入ったお友達のうち、とても社交的なお子さんはほとんど完璧に喋れるレベルまでに向上しています。

ペラペラに喋れるようになった息子さんのお母さんに聞いたところ、「〇〇は1ヶ月で英語の喋り方が大体わかったと言ってた。最近は家庭の中でも英語で喋ってくるよ」と、あまりの違いに驚きました。スピーキングの向上は子供の性格(社交性)に起因するんだなぁと感じています。

レポートカードでも今後のターゲットとして、もっとクラスのディスカッションに参加し、日本人のお友達以外とも話しましょうと記載されてました…。ここは根気よく長い目でみていきたいと思います。

 

リーディングとライティング

一方で驚いたのが、リーディングやライティングは高評価してくださいました。特にリーディングは通常より高いレベルとのことです。学校で借りてくる英語の本を一緒に読んでいた時に、何となく文章を読めるようになってるなぁと感じていたのですが、思った以上に評価が高かったのにはびっくりしました。

これは学校で紹介してもらったReading Eggs Learning to Read for Kids | Learn to Read with Phonics | Free Trial – Reading Eggsという英国の月額制の教育アプリが大いに役に立ったと思っています。こちらのサイトはフォニックスをゲーム感覚で教えてくれるため、子供たちが無理なくリーディングが身につくように工夫されてます。インターナショナルのママさんからも、子供たちが集中して勉強してくれると、このサイトの評価がとても高かったです。日本から会員登録が出来るかは確認出来ておりませんが、興味のある方は是非一度サイトを見に行ってみてください。

 

英語以外の評価科目

レポートにはその他算数や体育が評価科目としてありましたが、ここでは割愛します。

なお英語が話せるお子さんは更にオランダ語も評価科目となります。我が子はオランダ語のクラスの代わりにELAクラスに行っているためオランダ語は対象外。英語を話せないお子さんはまずは、英語のみ徹底してくれる辺りは非常にありがたかったです。

なお、理科や社会はまだこの学年では評価項目としてはないですが、クラスではアンネフランクを通じて歴史を学んだり、宇宙や季節等も学んでいるようです。

 

以上が一年を通じた我が子の成長です。肝心のスピーキングが伸び悩んでいるのは正直残念ですが、これは性格上仕方ないと思います。まずは一年間、嫌がらずに学校に行ってくれたことに感謝です。残り約半年のオランダ生活で、更に今より少しでも成長出来ることを陰ながら応援していきたいと思います。

 

それではまた。

 

 

オランダ駐妻の2019年上半期振り返り

今週のお題「2019年上半期」。今週のお題をみて、驚きました。もう上半期終了なのですね。。。早いです。2019年の半年が過ぎたということは、私のオランダ駐妻生活も残りあと9ヶ月弱を意味することになります。今日は自分への戒めの意味も込めて2019年上半期のレビューをしたいと思います。

 

☑️良かった点

・駐妻しながら、マーケティングの勉強を開始したこと

駐在中に勉強することは赴任前に決めていたこととは言え、幼児を持つ主婦がいざ海外で資格の勉強をするとなると、なかなかハードルが高く悩みました。色々紆余曲折ありましたが、今年無事スタート出来て本当に良かったと思っています。

全く情報がない中で、

①復職後に活かせる学業や資格である点②未就学児の託児所探し③学校の時間帯(子育てとの両立)④金銭面等

の全ての条件を満たす場所を探すのに大変苦労しました。

 

・生活における優先順位を明確に出来た点

勉強を開始するようになってからは次男を午前中プリスクールに預け、勉強に集中しております。目的意識が出来たので、ダラダラと無駄な時間を消費することが少なくなりました。家事と子育てをしながら勉強する必要があるため、限られた時間の中での優先順位をはっきりし、生活のメリハリが出来たのも良かったと思います。

 

☑️下期に向けて改善すべき点

・アウトプットを増やす

勉強のことで頭がいっぱいになりがちで、ブログの更新が途絶えがちなのがよくないと反省しております。一つのことで頭がいっぱいになると、余裕をなくしてしまうのが私の良くない所で、もう少し広い心を持ち、アウトプットも増やして行きたいと考えている今日この頃です。

 

・人的ネットワークを大切にする

勉強を優先するがあまり最近は、インターの学校行事やボランティア、外国人ママさんや日本人駐妻さんとのお付き合いが疎遠になりがちです。新たにネットワーク作りをする必要はないと考えておりますが、残りの駐妻生活は今まで培ったネットワークを大切に育てていくことを意識したいと思います。

 

以上が上半期の振り返りです。前半は勉強や次男のプリスクールの慣らし保育等に追われて、バタバタと過ごしてしまった感じです。後半は、残り僅かなオランダ駐妻生活を意識しながら、少し余裕を持ち勉学に励みたいと思います。

 

最後に、偶然にも長男が本日9ヶ月通ったインターからレポートカード(成績表)が発行されました。またこちらも次回ブログで紹介したいと思います。

 

それでは、また。

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駐妻がマーケティングを勉強しながら、ブログ100記事を書いて思うこと

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こんにちは。最近マーケティングの勉強に追われブログを休みがちでしたが、ありがたいことにこちらの記事で祝100記事となります。今日は現在勉強しているCIMのマーケティングで学んだことを交えながら、ひさしぶりにブログに関する所感をまとめてみたいと思います。

 

現在私は、CIMのCertificate of Professional Marketingを勉強しており、来月マーケティング講座のテストを受けます。(CIMに興味を持たれた方は以前の記事をご覧ください)

digitalmarket.hatenablog.com

 

マーケティングの基礎を勉強し直すと、マーケティングとはお客様を中心に置きながら

①(ミクロ、マクロを含めた)自身の現状分析を実施

②(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングと言った)戦略を立ててから

③(4Pまたは7Pと言われるマーケティングミックスの)実行と検証

するサイクルが大切なんだと改めて感じております。一言で「マーケティング」というとあまりにも漠然としており、何から手をつけて分からなくなりますが、この基本を忘れないようにしたいと思っている今日この頃です。

 

さて、話しをブログに戻しますが、実はこのマーケティングの基礎はブログ運営にも展開できます。真面目に現状分析や戦略などを考え始めると記事が書けなくなると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ある一定期間ブログ運営を続けている方は、一度簡単に自身のブログのマーケティング戦略を考えてみる価値はあると思います!

 

私も動機は不純ですが、記事をもっと多数の方に読んでもらいたいを考えるようになってから、特に②のターゲティングやポジショニングを少しだけ意識するようにしました。具体的には、

①海外駐在経験がある点

②キャリア継続しながら現在駐妻である点(2年休職予定)

③2人の息子を海外の学校(インターと現地校)で子育て中

であることを強みとし

「海外駐在+キャリア+子育ての3両立」をキーワードに「海外に興味のある方に向け、キャリアや自己成長を意識した海外生活や海外教育」について発信しようと考えるようになりました。

また現在学んでいるマーケティング講座で学んだ好きな言葉の一つとして、Understand and championing the customerという言葉があります。この言葉と出会ってからは、ブログも自分の好きなことを書くのではなく、出来るだけ読者の方に役立つ情報を発信して行こうと心がけるようしてます。

 

と色々思うことを書きましたが、あまり堅苦しくなったり、考えすぎると好きに記事を書けなくなったりしますので、上記のことを意識の片隅に少しだけおきながらこれからもマイペースで発信していきたいと考えいる今日この頃です。引き続き宜しくお願いします。

 

それでは、また。

 

海外駐在員必見、子供の発熱で直前に旅行をキャンセルする際にダメもとで取り組むべき3つのこと

こんにちは。なかなか夏が訪れず、肌寒いオランダです。そのせいか先日、半年前から予約をしていた旅行の数日前にまさかの次男が発熱、ちょっとしたドタキャン騒動が我が家でおきました…。個別に予約していた航空券、ホテル、レンタカー、現地のツアーなど、全てキャンセル可能な期日はとっくに過ぎてます。息子の健康第1なのは百も承知ですが、全部がパァーになると思うとキャンセルする勇気がなかなか出ずに、落ち込みながらも、ダメもとで各社にキャンセル交渉してみました。

すると、、、

なんとエアチケット代は返金(正確にはマイルの返却)、またホテル及びツアーは日程変更可能と言うありがたい結果に!(結局我が家が日程変更しなかった為、ホテルとツアー代は返ってこずです…。)

今日は小さなお子様を持つご家庭が、発熱で急遽海外での旅行キャンセル必要な時に、だめもとですべきことについてまとめたいと思います。

 

①飛行機チケットのキャンセル交渉

まず旅行代の大半を占めるであろうエア代。旅行キャンセルを判断したと同時にすぐエアラインに直接連絡をとりましょう。我が家はフライトの2日前には旅行のキャンセルを判断し、SNSアプリから息子発熱によるチケットキャンセルか日程変更したい旨をリクエスト。その後電話でカスタマーサービスに連絡するように指示があり、2日かけて合計3回電話でやりとりしました。すっかり忘れてましたが、チケットをマイルで購入していた為、変更手続きに時間が掛かったようです。

最終、医者による発熱に伴うキャンセル証明を英語で提出する必要がありましたが、非常にありがたいことに全マイル返却いただけました。

まとめ:フライトのキャンセルは前日ではなく2日前ごろには最終判断した方がいいです。(キャンセル手続きがうまく一回で終わらないことがあるため。)またキャンセルの際には医師による証明書を求められることがありますのでご注意ください。我が家の場合は連休だったこともありホームドクターも空いておらず、後日提出で了承いただきました。

 

②ホテルのキャンセル交渉

我が家はホテルはBooking.comで予約してました。Booking.comの場合は予約完了メールにModify your bookingと変更ボタンが存在しており、ここをクリックするとオーナーにキャンセル費について相談するというボタンが表示されるため、そこからコメントを入れてクリックするとBooking.com経由でオーナーにメールを入れる形となりました。オーナーさんより返金はできないが、日程変更なら対応してくれるとの連絡を受けました。とてもありがたかったです。

 

③その他(現地ツアーやレンタカー等)キャンセル

最後に現地ツアーの申し込み完了通知メールに、子供の事情を説明してキャンセル連絡をしました。金額がそれほど高額ではなかったので、現地ツアーはキャンセル連絡をしたのみですが、先方から日程変更を対応しましょうかとご丁寧に返信をいただきました。ありがたいことです。

意外に高かったレンタカーは夫が手配しており、キャンセル交渉は面倒とキャンセルボタンをクリックしたのみ。もったいないけど、仕方ないです。

 

せっかく行きたかった場所だったため、7月のリスケジュールを試みたのですが、ホリデーシーズン且つ直近ということもありエア代が高額だったため、日程変更は諦めました。そのためホテル、ツアー代は結局戻ってこなかったです。

それでも今回の経験で、ダメ元で海外でもキャンセル交渉はお願いしてみるものだと学びました。キャンセル期日は過ぎておりますので、あくまでダメもとで期待はせずに失礼のないように先方に相談してみてください。ただし、キャンセルに迷った場合でも手続きの関係上、旅行の2日前にはキャンセルの判断をすることお勧めします。熱があるまま旅行に行っても旅行先で楽しめないですし、何よりもお子さんの健康が第1です。(と自分にも言い聞かせる今日この頃です。。。)

 

追伸:ちなみに、この翌週長男の誕生日ということで一泊二日の旅行も以前から計画していたのですが、次男が今度は前日の夜に再び発熱。今回は流石に直近すぎたので潔く全部キャンセルしました。。。。「一度あることは二度ある」とは良く言ったものです。(三度目がないことを祈るばかりです)

それではまた。

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駐在員向け、オランダ幼稚園(ピューター)入園手続きや料金体系など詳しく解説します!

こんにちは。次男がついにオランダの幼稚園(英語プリスクール、蘭語ピューター)の午前保育にデビューしました。オランダ現地のこども園(保育園兼幼稚園)に関しては当初色々わからないことだらけでネットで調べたのですが、参考にできる日本語の記事が少なくとても苦労しました。今後、同じ境遇の方の参考になればと思い、今日は気になるお値段や入園までの手続きについてまとめたいと思います。なお、記事内容はアムステルフェーン市の駐在員世帯を前提としております。永住されている方やアムステルダムロッテルダムですと諸条件が異なっていると思いますので、参考までにご参照ください。

 

肝心の月謝っておいくら?!

オランダ赴任当初、次男を現地のこども園になるべく早い段階で入園させたいなと色々調べていたところ、あまりの金額の高さに驚いたことがあります。基本的にオランダのこども園は、共働きを前提としている為、働いていないママさんが子供を1歳頃から預けようとすると補助がなく、高額な料金になっている様です。

ただ調べてわかったのは、働いていないママさんでも、満2歳から市の補助が適応されるということです。(補助対象年齢などは各市によって異なるためご留意ください)

ところが具体的な金額は、各社ホームページでは掲示されておらず。当初支給されるであろう補助金を見込んで週4回の午前保育を申請していたところ、入園1ヶ月前に月謝が約500ユーロになる旨を通告されました。あまりの高さに慌てて色々問い合わせをし、初めて料金設定の仕組みがわかりました。

基本的には世帯収入や園によって料金設定は多少前後すると思いますが、我が家のケースと2〜3人の駐妻ママさんからのヒアリングをもとにすると、アムステルフェーン市の場合駐在員方は、週2回の午前保育で月約350ユーロが目安です。ここから収入に応じて半分以上の補助が差し引かれ、月約150ユーロほどになります。ただし週2日以上お願いした場合、残りは全て自己負担になるとのこと。我が家の場合は

週2回150ユーロ(補助有)+週2回350ユーロ(補助無)=500ユーロ

という仕組みになっていました。

アムステルフェーン市に駐在されている方は若干前後すると思いますが、妻が働いていない場合でも週2回の午前保育で、補助が出て150〜200ユーロが目安と思ってください。(2019年4月時点)

我が家は悩んだ結果、最終的に週3日でお願いすることにしました。

 

入園までに必要な事前手続き

①ウェイティングリストに載せる

アムステルフェーン市では、妻が働いていない場合でも、お子さんが満2歳の誕生日からこども園に入園させ、補助を適応することができます。2歳の誕生日に入園を希望されるお方は、現地のこども園(ピューター)にウェイティングリストをかけることをお勧めいたします。オランダのこども園は共働きが多いため、とても入園しづらいと聞きました。我が家は、入園の1年前頃に行きたいと思ったこども園にウエイティングをかけました。

 

②提出書類

我が家は、入園の半年前頃の11月に、こども園より4月からの入園が可能との連絡をメールでいただきました。その際に入園の意思を確認され、一週間以内に①IB60フォームと②夫の直近3ヶ月分の給料明細の提出を求められました。①はDigiDを使って、政府のホームページからデータを入手できます。

手続きはこれのみです。あとは入園1週間に連絡があるとのことでした。

 

③入園1週間前

残念ながら、入園1週間前になっても連絡がなかったので、電話で問い合わせをしました…。以前長男のインター入学の際も前日にしかメール連絡がなかった経験もあり、分からないことがあれば、遠慮せず自ら事前に聞いた方がいいと思います。私は具体的な開始時間や終了時間と持ち物など分からず、問い合わせました。

ちなみに開始は8:00〜9:00までの間で、終了は12:30〜13:00の間ときっちり設定されていなかったのがオランダらしいなと。持ち物は汚れた時の為の着替え一式のみ。フルーツなどのスナックやランチ(パンなどコールドミール)、オムツも全て園が用意してくれるとのことでした。ありがたい!!他の詳細は当日また説明するので、園が比較的空いている8時10分頃に来てくださいと言われました。電話してよかったです。

 

以上がオランダピューター入園に関する諸手続きです(2019年時点)。入園申し込み当初は私もわからないことだらけで、本当に希望通り入れるかなぁととても不安でした。また、上記のように時系列でまとめてみるとすんなり手続きできたように見えますが、DigiDの取得が大変だったり、夫が給与明細捨ててたり、インボイスのトラブルもあったりで、細かい手続きに翻弄しました。。。それでもメールや電話でオランダのみなさんが英語でとっても丁寧に優しく対応してくれ、助けてくれました。とりあえずは無事、入園できたことに本当に感謝してます。また落ち着いたらピューターでの様子もシェアしていきたいと思います。それでは、また。

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